【鬼滅の刃】鬼になんてなりたくない〜第七章〜

＊＊遅れてきた柱 ページ9

温泉か....いいな....



藤の家で温泉に入ってからちゃんとした温泉に入ってないな.....



蜜璃 「それに炭治朗君にはもう話してあるんだけど、刀鍛冶の村には強くなるための秘密の武器があるの。ぜひ探してみてね！」



そういうと甘露寺さんは軽やかに去っていった



スミレ 「秘密の武器.....」



炭治朗にもう言ってあるってことは、もうきっと捜しに行ってるよね？



私も早く行かないと！今日の夕方には連れて行ってもらえるみたいだし



なんか少し楽しみになってきた！！



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〜夕方〜



隠１ 「貴方がスミレさんですね。今回案内することになりました。よろしくお願いします」



スミレ 「はい！！」



隠２ 「これが目隠しです」



刀鍛冶の里に行くには目隠しをしないといけないんだよね



スミレ 「刀鍛冶の里に行くには隠の方２人も必要なんですか？」



隠１ 「いいえ、本来は１人なんですけど....今回は全く同じ時に２人、里へ行く申し込みがあったので今回は２人案内するんです」



スミレ 「へぇ....その方は？」



隠２ 「まだ来てないんですが.....案内の鴉は一羽しかいないので揃ってきていただきたいのですが....」



スミレ 「........」



時間は少し過ぎている。それなのにまだ来ていないなんて.....



鬼殺隊は時間が重要なのに.....



無一郎 「お待たせ....じゃあ連れて行ってくれる？」



スミレ 「.......！！」



気配もなく来たのは、霞柱の時透無一郎君だった



私と同じ年なのに短時間で柱になった天才剣士ともいわれている



まさか.....時透さんが一緒に行く人？なんか今日は妙に柱の人に会うな....



遅れてくる人が来たら注意しようと思っていたんだけど.....無理そうだな



無一郎 「ん？君は....」



すると私の存在に気付いたのか。私の顔をまじまじと見た



無一郎 「ん？君....どこかで会ったことあるよね？」



スミレ 「あっ....はいっ！！前の柱合会議の時に裁判を受けていた者です。鬼を庇ったとして.....」



無一郎 「そうだっけ？」



えぇ....それ以外に会ったことない気がするんだけど....




無一郎 「君、なんか変な雰囲気がするんだけど....」



まずいっ！鬼の気配が強くなってるのかなっ.....



スミレ 「とっ...時透さん！暗くなると鬼も出ますし、早く行きましょう！！」

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