＊＊なりたいもの ページ36
鬼 「子供の肉が大好物なんだよぉ....」
藤の花のお守りを持っているけど、この鬼は花は効かないっ....どうしようっ.....
刀時 「っ......(カタカタっ」
刀を握りたいけど、震えて動けない
俺は鬼殺隊になりたいのにっ.....こんなところで死にたくないのにっ.....
鬼 「まずはその目ん玉をえぐり出してそのあと耳も食ってやるかなぁ....」
刀時 「あっ....あぁっ.....」
ドサッ！
とうとう腰が抜けてしまった
もうっ...ダメだっ.....せめてっ....せめて里の人に鬼がいることを伝えないとっ....
刀時 「おっ....鬼だぁあああああああああああああああああ！！！！！鬼が出たぞぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお！！！！」
喉が枯れるくらい叫んだ
鬼 「うるせぇっ！！！耳が痛く何だろうがっ！！」
刀時 「ひっ.....！！！」
鬼の鋭い爪が目の先まで迫ってくる
あぁっ.....もうっ....ダメだっ......
サクラ 「涙の呼吸壱ノ型 涙川っ！！！」
鬼 「あがっ.....！？」
その瞬間、鬼の頸が舞った
サクラ 「藤の花を克服した鬼が存在したなんて....ここで仕留めておいてよかった......」
刀時 「っ.....」
サクラ 「でもこの鬼、藤の花が効かないだけで強い血鬼術はないみたいね」
サクラさんは腰が抜けている俺の元まで来て
サクラ 「大丈夫？けがはしてない？里まで送るよ。そこまで行ったらきっと安心だから」
刀時 「あのっ....おれっ.....」
サクラさんについていきたい....そういいたかったのに声が出ない
あんなに鬼殺隊に入りたかったのに....
サクラ 「刀時君。君はまだ若い.....私は刀時君に刀鍛冶になれとは言わないよ。でも無理をして命を投げ出してはいけないよ」
刀時 「.........」
サクラ 「さ！帰ろうか！」
この日を境に俺は鬼殺隊になるのをあきらめた
父の仕事も手伝うようになって、刀も打たせてもらえるようになった
俺もそろそろ刀鍛冶として仕事をしようとしたときに.....父が死んだ
サクラ 「これからの刀は刀時が打ってくれるかな？」
刀時 「俺で....いいんですか？」
サクラ 「もちろんだよ！」
サクラさんの刀を打てる.....俺が刀鍛冶になって一番うれしかった
でも....俺が打った刀をサクラさんが使うことはなかった
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匿名希望 - アキオ=湊説？湊が言っていた姉と言ったら辻褄が合う、そもそもアキオは最初から存在しない人間だとわかる (5月8日 17時) (
レス) id: 666874a7e4 (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - サクラとシオンのことはわかりました、問題はアキオはなんなのか、スミレは触れてましたがアキオのことは一切書かれてなかった、明らかにサクラとシオンの子ではないとわかる、アキオはスミレの血の繋がってない姉弟、アキオは過去に拾われたか？それとも..... (5月5日 16時) (レス) id: d48c76afb4 (このIDを非表示/違反報告)
霖留(リント)(プロフ) - 初コメ失礼します。いつも楽しく読ませて頂いています。ちなみに千寿郎くんと炭治郎くんの郎の漢字は「朗」ではなくて「郎」だと思います。お気づきになりましたら幸いです。 (2月1日 14時) (レス) @page6 id: 0371ac6dd7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ＲＩＤＥＲＵ | 作成日時：2024年1月21日 1時
