＊＊子孫へと ページ21
暫く小鉄君を捜していると
炭治郎 「全力で登ってるなあ小鉄君っ！！」
スミレ 「木登り得意なのかな.....」
小鉄君は木の上に登って泣いていた
炭治郎 「俺たちに手伝うことがあれば手伝うよ！！人形のこと！！諦めちゃだめだ！！」
スミレ 「もちろん私も！！だから話をしよう！！」
小鉄 「..........」
小鉄君の耳に私たちの言葉は届いているはずなのに、こちらを向いてくれない
炭治郎 「君には未来がある。十年後二十年後の自分の為にも今頑張らないと。今まで出来ないこともいつかできるようになるから」
小鉄 「.......ならないよ。自分で自分が駄目な奴だってわかるもん。俺の代で.....俺のせいで全部終わりだよ....」
スミレ 「.........」
小鉄君の言葉を聞いて.....私は煉獄さんと千寿朗君のことを思い出してしまった
(バチンッ！！
小鉄 「あいたっ！！」
その時、炭治郎は木に登って小鉄君の顎をデコピンした
炭治郎 「投げやりにはなってはいけない。自分のことをそんな風に言わないで欲しいですわ.....」
なんか言い方が普段の炭治郎と違う.....
炭治郎 「自分に出来なくても必ずほかの誰かが引き継いでくれる。つぎに繋ぐための努力をしなきゃならない。君に出来なくても君の子供や孫ならできるかもしれないだろう？
俺は鬼舞辻無惨を倒したい思っているけれど、鬼になった妹を助けたいと思っているけど志半ばで死ぬかもしれない」
小鉄 「.......！！」
炭治郎 「でも必ず誰かがやり遂げてくれると信じてる。俺たちが.....繋いでもらった命で上弦の鬼を倒したように俺たちが繋いだ命がいつか必ず鬼舞辻を倒してくれるはずだから.....一緒に頑張ろう！！」
スミレ 「.........」
私の言葉なんて必要ない....炭治郎の発言一つ一つが私たちを救ってくれる....
小鉄 「俺、人形は壊れるの見たくなかったけど決心つけるよ。戦闘訓練は夜までかかるはず。だから心の準備して見届ける....ちゃんと」
スミレ 「小鉄くんっ！！えらい！私も小鉄君の為なら何でも手伝うよ！！」
小鉄 「スミレさんもいつの間にっ！？」
私も光の速さで木に登り、小鉄君の元まで行った
そしてそのまま時透さんの元まで戻った
炭治郎 「へぇ、小鉄くん十歳かぁ」
たわいのない話をしながら進んでいくと
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匿名希望 - アキオ=湊説？湊が言っていた姉と言ったら辻褄が合う、そもそもアキオは最初から存在しない人間だとわかる (5月8日 17時) (
レス) id: 666874a7e4 (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - サクラとシオンのことはわかりました、問題はアキオはなんなのか、スミレは触れてましたがアキオのことは一切書かれてなかった、明らかにサクラとシオンの子ではないとわかる、アキオはスミレの血の繋がってない姉弟、アキオは過去に拾われたか？それとも..... (5月5日 16時) (レス) id: d48c76afb4 (このIDを非表示/違反報告)
霖留(リント)(プロフ) - 初コメ失礼します。いつも楽しく読ませて頂いています。ちなみに千寿郎くんと炭治郎くんの郎の漢字は「朗」ではなくて「郎」だと思います。お気づきになりましたら幸いです。 (2月1日 14時) (レス) @page6 id: 0371ac6dd7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ＲＩＤＥＲＵ | 作成日時：2024年1月21日 1時
