**あの子の鎹鴉 ページ19
炭治郎 「わぁなんだ!!」
小鉄 「さっきの人がもう......こっちです!!」
男の子に続いていく先には.....
無一郎 「.........」
(ギャンギャンッ!!ギュインッ!!
時透さんは、何かと戦っていた
小鉄 「あれが.....俺の先祖が作った戦闘用絡繰人形.....緑壱零式です」
スミレ 「零式.....」
すごい.....あれは本当に絡繰人形なの?
こんな絡繰人形初めて見た.....
炭治郎 「手が.....六本あるのは何で?」
小鉄 「腕ですか?父の話によると......あの人形の原型となったのは実在した剣士だったらしいんですけど....腕を六本にしなければその剣士の動きを再現できなかったからだそうです」
スミレ 「すごいっ....そんな剣士が存在したんだ.....」
炭治郎 「その剣士って誰?どこで何していた人?」
小鉄 「すいません俺もあまり詳しくは.....戦国の世の話なので.....」
炭治郎 「せっ...戦国!?そんな.....三百年以上昔なんだ?そんな長い間壊れてないの?あの人形」
小鉄 「凄い技術なので今の俺たちでも追いつかないんです。壊れてしまったらもう直せない.....」
スミレ 「........」
小鉄 「親父が急に死んじゃって兄弟もいない。俺がちゃんとやらなきゃいけないのに刀にも絡繰にも才能がないから.....」
炭治郎 「そうか....それで....」
あの絡繰人形はこの子の家計の大事なもの
壊したくない気持ちはよくわかる.....
炭治郎 「あの人....凄いなぁ....俺とそんなに歳も違わないのに柱で....才能があって....」
鴉 「ソリャア当然ヨ!!アノ子ハ”日ノ呼吸”ノ使イ手ノ子孫ダカラネ!」
スミレ 「.......!!」
その時、甲高い声が響いた
鎹鴉 「アノ子ハ天才ナノヨ!!アンタ達トハ次元ガ違ウノヨ!ホホホホ!!」
まつ毛の長い鴉が背後にいた
炭治郎 「時透君の鴉かい?日の呼吸って”始まりの呼吸”の.....あの子はそんなにすごい人なのか.....でも日の呼吸じゃないんだね....使うの」
鎹鴉 「黙ンナサイヨ!!目ン玉ホジクルワヨ!!」
炭治郎 「ア”ーーーーーー!!!」
鎹鴉が炭治郎の頬をくちばしで引っ張っている
強く引っ張ってるせいで頬から血が出ている
スミレ 「ちょっと放してよ!!いくら鎹鴉でも承知しないわよ!!」
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匿名希望 - アキオ=湊説?湊が言っていた姉と言ったら辻褄が合う、そもそもアキオは最初から存在しない人間だとわかる (5月8日 17時) (レス) id: 666874a7e4 (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - サクラとシオンのことはわかりました、問題はアキオはなんなのか、スミレは触れてましたがアキオのことは一切書かれてなかった、明らかにサクラとシオンの子ではないとわかる、アキオはスミレの血の繋がってない姉弟、アキオは過去に拾われたか?それとも..... (5月5日 16時) (レス) id: d48c76afb4 (このIDを非表示/違反報告)
霖留(リント)(プロフ) - 初コメ失礼します。いつも楽しく読ませて頂いています。ちなみに千寿郎くんと炭治郎くんの郎の漢字は「朗」ではなくて「郎」だと思います。お気づきになりましたら幸いです。 (2月1日 14時) (レス) @page6 id: 0371ac6dd7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RIDERU | 作成日時:2024年1月21日 1時