＊＊嫌いなこと ページ10
Aはとにかく嫌いなことがあった
それは不倫や浮気がとにかく嫌いだった
本人がいうには
A 「実は今の父親は再婚相手でさ。前の父親は私とお兄ちゃんが幼稚園の時、仕事しているお母さんに私たちの子守をお願いされたのに私たちを置いて不倫相手に会いに行ってたんだって....
ホントに....最低だよね....」
それを聞いたのは両親が事故で亡くなる直前だったらしく、前まで優しくしてくれた父親に裏切られた
それが.....どうしても許せないらしく、高校時代に付き合って別れた相手は殆ど浮気されて別れたらしい
男１ 「A！！待ってくれよっ....向こうから誘われてっ....本当に好きなのはAだけなんだ！！！もう二度とこんなことしないから別れるなんて言わないでくれよっ！！」
その時の彼氏はとてもAのことが愛していたのか、土下座までして誤っているが
A 「いいえ、貴方とはもう終わりよっ！！もう二度と話しかけないでっ！！！」
あんなに仲良かった２人が、一度の浮気で即別れることになった
それくらい....Aは浮気が大嫌いだった
オレは絶対に浮気なんかしない....A以外を好きになるわけがない.....
けど、俺には厄介な体質が一つだけある
豊 「さみしい......」
前にAに話したことがあると思うが、オレは無性にさみしくなり、誰かのぬくもりがないと駄目な日がある
いつもその日はAに連絡して家に来てもらったり、俺がAの家に行ったりしていた
でも、事務所に入ってすぐの日.....
豊 「なぁっ.....今日どうしても会えないか？」
A 『無理だって言ってるでしょ？私今北海道だよ？』
Aは仕事の影響で北海道へ行っていた
当然だが、会えるわけがない
A 『とにかく、私今忙しいから帰ってきてからね！』
そういって電話を切られた
豊 「さみしい.....」
さみしくてさみしくて.....仕方ない......
そんな時、オレはある人に電話してしまった
豊 「あのさ.....今から会えね？」
俺は....Aが一番嫌いな行為をしてしまった
最近仲がいい女と一夜をともにしてしまった.....
絶対にAにばれないようにしよう....そう思っていたけど...その日俺と一晩共にした女が俺と付き合えると勘違いしたのか、Aに別れるように言い張ったらしい
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作者名：ＲＩＤＥＲＵ | 作成日時：2023年11月19日 14時
