**大空 ページ43
カリム 「おお!ありがとうルーナ!俺が探してるのはな.....」
(ツンツン!
グリム 「ユウ、今オレ様は取り込み中なんだゾ!」
(ツンツン!
グリム 「もー、しつこいな、なに......ってほぎゃ〜〜〜!!!」
ルーナ 「っ....!?グリム様っ!?」
少し遠くからグリム様の悲鳴が聞こえた
グリム 「絨毯が勝手に動いてる!ゴーストが取り憑いた呪いの絨毯だゾ!!」
グリム様の隣にはふよふよと絨毯が浮いている
カリム 「おっ、そこにいたのか。いつもの場所で丸まっててくれよ」
絨毯 「♪♪」
ルーナ 「カリム様の探し物は....そちらの絨毯なんですか?」
カリム 「あぁ!!これは熱砂の国に伝わる伝説のお宝『魔法の絨毯』だ!
かつて砂漠の魔術師が仕えた王が愛した空飛ぶ絨毯。コイツはそのレプリカらしい。ウチに代々伝わる家宝なんだ」
絨毯 「♪〜」
すると絨毯様が私の元まで飛んできて、手を取り、手の甲にキスするようなしぐさをした
ルーナ 「まぁ!とても紳士的な絨毯様なんですね!」
絨毯 「♪〜♡」
グリム 「空飛ぶって...箒みたいに絨毯が空を飛ぶって?」
カリム 「そう。話すより乗ってみたほうが早い。
もうすぐ日暮れだし、夜空の散歩と洒落こもうぜ!さあ、お前たちも乗った乗った!」
そういうとカリム様は華麗に絨毯の上に乗った
グリム 「えぇ?コレ、本当に落ちたりとかしねぇのか?」
ルーナ 「少し....怖いですね....」
掴まるところもないですし......
カリム 「大丈夫だって。オレを信じろ」
ルーナ 「......!!」
カリム様のそんなまっすぐな目を見ていると.....信じたくなる
ルーナ 「ええ....いいわ!」
そういってカリム様の手を取り、絨毯に乗った
カリム 「さあ行くぞ、それっ!」
ルーナ 「きゃっ!」
絨毯は勢いよく空へと飛んだ
_________________
〜上空〜
グリム 「う、うわーーーーーーー!!本当に空を飛んでるんだゾ!高さで目が眩みそうそうだ!寮があんなに小さい」
ルーナ 「っ....」
カリム様を信じて一緒に乗りましたがっ....やはり怖いですっ....
カリム 「大丈夫だルーナ!俺につかまっていれば絶対に落ちないし....離さないから」
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推しが尊い - フロイドの「うわなにこれどうなってんの」がかわいすぎて萌えてます、、、 (4月28日 22時) (レス) @page11 id: 653187292b (このIDを非表示/違反報告)
hiroshima-01-11-065@eiken.or.jp - 続きが出ないのが残念です (11月24日 16時) (レス) @page29 id: 6ace90fff1 (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - ご無沙汰しております。ゴールデンボンバーや鬼滅の刃の小説もいいけど別の小説希望。人気YouTuberグループ「コムドット」の小説、いい?私はYou Tubeあんまり観ないけどグループ知ってる。私はやまと推し。 (9月15日 22時) (レス) id: 3780771c00 (このIDを非表示/違反報告)
m3(プロフ) - とっっっっっても面白いです!!一気読みして思わずオールしちゃいましたw続き待ってます!!! (8月29日 5時) (レス) @page12 id: 13fcc44610 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RIDERU | 作成日時:2023年7月29日 17時