＊＊小さい人魚たち ページ14
ルーナ 「AhAhAh〜♪AhAhAh〜♪AhAhAh〜♪」
だが、ルーナは動くことなく歌い続けて.....
そのままアズールのタコ足に包まれたと思ったら...
アズールとルーナを包み込むように光出した
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ルーナ 「ここ.....」
(ここに来るのは３度目だ....私はアズール様の想いの中にいるんだ....)
僕の居場所は、いつもタコ壺の中だけだった
子供A 「やーい、アズールズルズル、墨吐き坊主！」
子供B 「さっさと拭けよ。足ならたくさんついてるだろ？」
アズール 「や、やめてよぉ....な、何でそんなこと言うの.....」
子供A 「逃げろ！墨つけられるぜ〜〜〜」
子供Ｂ 「きゃははは！俺らに追いつけっこないけどね」
アズール 「うっ、うっ.....」
ルーナ (あの可愛らしいタコの男の子は....幼い時のアズール様ですか？
ほかの人魚の子たちに....からかわれていますね....)
ほかの人魚と違って、吸盤が沢山ついた足
引っ込み思案でハッキリものも言えない
勉強も運動もてんでだめ
....僕は、いつも一人ぼっち
グズでノロマな、タコ野郎
子供A 「アイツがいると水が濁る。だって泣くと墨吐くんだもん」
子供B 「鬼ごっこしても、すぐに捕まえられるから一緒に遊んでもつまんない」
ああ、そうですか....
なら、僕のことは放っておいてぐるぐる走る回るだけの生産性のない遊びでもしてろ！
僕には早く逃げる背びれはない
でも、自在に動く１０本の手足がある
腕が２本しかない奴らより５倍多く魔導書の書き取りをしよう
魔法陣を書く墨だっていつでも吐き出せる
今に見てろっ....いつか絶対、能天気な人魚どもを見返してやるからな！！
フロイド 「ねえタコちゃん、そんな狭いタコ壺に引きこもって何してるの？」
アズール 「うるさいな。僕のことは放っておいてよ」
ジェイド 「すごい。どの貝殻にもびっしり呪文や魔法陣が書いてある。種族を変える魔法に、声を奪う魔法.....」
ルーナ (あの子供のウツボさんたちは....もしかしてフロイド様とジェイド様？？)
ジェイド 「君、その８本足でずっと魔法書の研究を？」
アズール 「勝手に触るなよ！墨を吐きつけられたいのか！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 130人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
推しが尊い - フロイドの「うわなにこれどうなってんの」がかわいすぎて萌えてます、、、 (4月28日 22時) (
レス) @page11 id: 653187292b (このIDを非表示/違反報告)
hiroshima-01-11-065@eiken.or.jp - 続きが出ないのが残念です (11月24日 16時) (レス) @page29 id: 6ace90fff1 (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - ご無沙汰しております。ゴールデンボンバーや鬼滅の刃の小説もいいけど別の小説希望。人気YouTuberグループ「コムドット」の小説、いい?私はYou Tubeあんまり観ないけどグループ知ってる。私はやまと推し。 (9月15日 22時) (レス) id: 3780771c00 (このIDを非表示/違反報告)
m3(プロフ) - とっっっっっても面白いです！！一気読みして思わずオールしちゃいましたw続き待ってます！！！ (8月29日 5時) (レス) @page12 id: 13fcc44610 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ＲＩＤＥＲＵ | 作成日時：2023年7月29日 17時
