真白なプリンセス５【ツイステ】

＊＊オーバーブロット ページ12

ジェイド 「そんなことをすればどうなるか、自分が一番よくわかっているでしょう！」



ルーナ 「っ......」



こんなに怒っているジェイド様初めて見ました.....親しい仲だからこそ怒っているんですね.....



アズール 「だって、なくなっちゃったんですよ、全部.....アハハ.....アハハハッ！

このままじゃ昔の僕に戻ってしまう！」



ジェイド様が言っても、アズール様は落ち着くことはない



フロイド 「あのさー、今のアズールって、昔のアズールよりずっとダサいんだけど」



アズール 「あ〜〜〜〜〜〜〜〜、そうですか。どうせ僕は1人じゃなにもできないグズでノロマなタコ野郎ですよ。

だから、もっとマシな僕になるためにみんなの力を奪ってやるんです。

美しい歌声も、強力な魔法も、全部僕のものだ！」



ルーナ 「っ....！アズール様っ....！！」



だめだっ....またっ.....



アズール 「寄越しなさい、全てを！」



またアズール様の体から黒い液体が出ている



フロイド 「なんだよアレ？アズールの体から黒いドロドロが出てきてる。墨......じゃねーよな？」



ジェイド 「ユニーク魔法の使い過ぎです、ブロットが蓄積許容量を超えている！このままでは......」



ルーナ 「オーバーブロットっ....！！」




ジェイド 「.......！！」



アズール 「あーっはっは！あーーーっはっはっは！」




(ボタボタボタ！！！



黒い液体が....完全にアズール様を包んだ



ルーナ 「アズール様っ！！」



そして黒い霧が晴れた瞬間.....



アズール 「...........」



ルーナ 「あぁっ.....」



だめだった.....今回もアズール様をオーバーブロットさせてしまった.....



グリム 「ふな”っ！アイツ、足がタコになったんだゾ！」



ジェイド 「あれが、海の中でのアズールの姿です」



フロイド 「あの後ろの何？オレでも絞められないほどデカイ！」



レオナ 「今はアズールを正気に戻すことが最優先だ」



ラギー 「じゃないと、オレたちもイソギンチャクにされちまうッス！」



レオナ様達はアズール様を止めようとそれぞれペンを出す



フロイド 「フグちゃん、これで無事だったらご褒美頂戴ね〜」



ルーナ 「え....？」



ジェイド 「フロイド、それはフラグというんですよ」

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