**クサリ女6 ページ1
A 「何かの間違いじゃないかな....魔喪さんがそんなことするわけないよ」
友達2 「でもこの子と私の包み紙の中に入っていたんだよ!?」
A 「魔喪さん、お洋服を作る仕事をしてるって言っているから、捨てる奴と間違えちゃったんじゃないかな?」
友達1 「まぁ.....あのお兄さん中身確認してなかったし....」
A 「放課後確かめに行こうよ!!」
魔喪さんがそんなことするはずない.....その確認をするために私はまたエミリちゃんの家に向かった
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〜エミリの家〜
魔喪 「え?手違い?」
インターホンを鳴らすとすぐに魔喪さんが出てきてくれた
友達1 「昨日貰った包み紙の中にこんなボロ布が入っていたんです!!」
友達2 「多分捨てる奴と間違っていると思うんですけど.....」
魔喪 「まさか.....
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手違いじゃない。それは君たち2人に似合うと思って渡したんだよ?」
A 「えっ....」
魔喪 「人の家に入っては人の物をベタベタと触って、服をたかろうとしているのが見え見えなんだよ」
魔喪さん....?
魔喪 「そんな君たち2人には俺の服を着る資格はない....そのボロ布がお似合いだ」
まるで汚いものを見るような目で.....2人を見た
友達1 「最低っ!!」
友達2 「お父さんに言いつけてやるんだからっ!!」
そういうと友達2人は怒って帰ってしまった
A 「.......」
魔喪 「Aちゃん、今日も家に上がるかい?」
A 「ごめんなさいっ.....今日は帰りますっ.....」
魔喪 「そう....Aちゃんはいい子だからね.....いつでも待ってるよ?」
魔喪さん....本当は怖い人なのかな....
エミリ 「Aちゃんっ....また来てね......」
エミリちゃんはさみしそうな顔をしていた
ごめんエミリちゃんっ....
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〜家〜
父 「A!!この服はなんなんだ!!こんな服は買った覚えはないぞ!!」
家に帰ったら、魔喪さんからもらった服が見つかってしまった
父 「まさか....盗んできたんじゃないだろうな!?」
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作者名:RIDERU | 作成日時:2023年6月3日 21時