**厳しい世界 ページ43
槇寿郎 「あんな危ないところにいくら訓練された警官だからと言って女性一人に行かせるとはっ.....」
サクラ 「あのっ.....あの化け物は一体なんですかっ.....あの化け物は人をっ......」
槇寿郎 「.........」
そのあと、槇寿郎さんから鬼について教わった.....
そして鬼殺隊の事も.....
サクラ 「鬼が存在していたなんてっ.....今まで解決できなかった事件ももしかしてっ.....」
槇寿郎 「鬼の可能性は勿論ある。鬼殺隊は全国には散らばっているが、すべてを対応できるわけではない」
私たちの裏でこんなことになっていたなんてっ.....
サクラ 「あのっ.....私も鬼殺隊になれますかっ.....」
槇寿郎 「........」
サクラ 「私っ....困っている人を助けたいんですっ....だからっ!!」
槇寿郎 「鬼殺隊に入るのは簡単なことじゃない.......確かに若い隊員もいるが....死ぬほど鍛えなくては序盤の最終選別で命をおとすことになる」
サクラ 「でもっ.....!」
槇寿郎 「君の困った人を助けたい気持ちは.....とても素晴らしい事だ、だが鬼殺隊は君が思っている以上に簡単なことではない」
サクラ 「.........」
槇寿郎 「悪い事は言わない、君はとにかく今は体を休めて怪我を治すことだ」
サクラ 「ありがとうございますっ.....」
鬼は人間よりも強くて恐ろしい......
昨日のことで十分なくらい思い知った
槇寿郎さんは私のことをおもってそう言ってくれるんだ
サクラ 「.......私は....どうしたらいいんだろう....」
__________________________
〜数週間後〜
サクラ 「本当にありがとうございますっ......このご恩は必ずおかえしします」
瑠火 「いえいえ、貴方が元気になってよかったです。お手伝いさんがいない間に杏寿郎の面倒も見てくれて.....杏寿郎もあなたのことが気に入ってますよ」
杏寿郎 「キャッ!キャッ!」
杏寿郎君は父親の槇寿郎さんに似て大きい瞳の男の子だ
サクラ 「槇寿郎さんっ....私を強くしてくださいっ!!!」
槇寿郎 「.........」
サクラ 「迷惑だってことも.....槇寿郎さんが私のことを思って言ってくれたこともっ....」
でもっ....やっぱり私はっ!!
サクラ 「これ以上鬼のせいで関係ない人が....被害者がひどい目に合うのは嫌なんですっ!!!」
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桐山ななみ(プロフ) - もう一層のこと千寿郎と付き合ったほうがいいじゃ!! (2023年2月12日 16時) (レス) @page30 id: c060af3ed8 (このIDを非表示/違反報告)
童磨(プロフ) - スミレちゃんって青髪ヒロインから100%主要キャラと結ばれない掟があるからな.....原作沿いをやれば読者の反感を買われ永久に活動できない恐れがある、スミレは本来出てきてはいけないキャラからね.....(例を上げると黒江と同じ立場ね) (2022年12月21日 14時) (レス) @page1 id: 034e0a3f60 (このIDを非表示/違反報告)
YUKIKA(プロフ) - 続き待ってます (2022年12月20日 1時) (レス) @page3 id: 342256db66 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RIDERU | 作成日時:2022年12月11日 18時