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**連れて行かないで ページ11

そしてだんだんと.....煉獄さんの手からぬくもりが消えて行った....



しばらくすると善逸も禰豆子を連れてやってきた



善逸 「記者が脱線するとき....煉獄さんがいっぱい技を出してさ、車両の被害を最小限にとどめてくれたんだよな」



炭治郎 「そうだろうな....」



スミレ 「っ....」



煉獄さん.....技を出しながらも私を抱きとめてくれたんだっ.....



善逸 「死んじゃうなんてっ....そんな.....本当に上弦の鬼が来たのか?」



炭治郎 「うん」



善逸 「なんで来んだよ上弦なんか....そんな強いの?そんなさぁ....」




炭治郎 「うん....」



スミレ 「っ......」



スミレは冷たくなった杏寿郎の手を、ずっと握りしめていた



炭治郎 「悔しいなぁ...何か一つできるようになってもまたすぐに分厚い壁があるんだ....

凄い人はもっとずっと先の所で戦っているのに俺はまだそこに行けないっ....

こんなところでつまずいてるような俺はっ....俺はっ....

煉獄さんみたいになれるのかなぁ...」



スミレ 「ごめんなさいっ....煉獄さんっ....」



私たちは....ただ泣くことしかできなかった....



伊之助 「弱気なこと言ってんじゃねぇ!!」



そんな中口を開いたのは伊之助だった



伊之助 「なれるかなれねぇかなんてくだらねぇこと言うんじゃねぇ!!

信じると言われたならそれに応えること以外考えんじゃねぇ!!

死んだ生き物は土に還るだけなんだよ!!べそべそしたって戻ってきやしねぇんだよ!!

悔しくても泣くんじゃねえ!!

どんなに惨めでも恥ずかしくても生きてかなきゃならねえんだぞ!!」



善逸 「お前も泣いてんじゃん.....かぶり物からあふれるくらい涙出てるし」



伊之助 「俺は泣いてねぇ!!

こっち来い!!修行だ!!」



その後、隠の人たちが私たちのもとにやってきた



隠の人たちは煉獄さんと私を引き離そうとした



スミレ 「やめてっ!!煉獄さんを連れて行かないでっ!!いやだっ!!おにいちゃーーーーーーーーーんっ!!!」



私は隠の人たちに抑えられながら....ひたすら煉獄さんに手を伸ばしていた



隠1 「スミレさんも酷い怪我です!!治療してもらいましょう!!」



スミレ 「いやっ!!いやだっ!!お兄ちゃんの傍から離れたくないのっ!!!どうせ私は怪我なんてすぐ治るんだからっ!!!」



私の声は...いつまでも響いていた

**とある屋敷→←**申し訳ない



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桐山ななみ(プロフ) - もう一層のこと千寿郎と付き合ったほうがいいじゃ!! (2023年2月12日 16時) (レス) @page30 id: c060af3ed8 (このIDを非表示/違反報告)
童磨(プロフ) - スミレちゃんって青髪ヒロインから100%主要キャラと結ばれない掟があるからな.....原作沿いをやれば読者の反感を買われ永久に活動できない恐れがある、スミレは本来出てきてはいけないキャラからね.....(例を上げると黒江と同じ立場ね) (2022年12月21日 14時) (レス) @page1 id: 034e0a3f60 (このIDを非表示/違反報告)
YUKIKA(プロフ) - 続き待ってます (2022年12月20日 1時) (レス) @page3 id: 342256db66 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:RIDERU | 作成日時:2022年12月11日 18時

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