【鬼滅の刃】鬼になんてなりたくない〜第三章〜

＊＊蝶屋敷 ページ9

スミレ 「ありがとうございますっ！！！」




よかったっ.....





断られたらもう二度とお母さんのことを知ることができなかった...




しのぶ 「話しはまとまりましたね！では竃門君たちは私の屋敷でお預かり致しましょう」




炭治郎 「えっ？」




しのぶ 「はい、連れて行ってください！」




隠１ 「前失礼しまァす！！」




スミレ 「うわっ！？」




そう言って隠の人たちは素早く私たちを担いでその場から去った




炭治郎 「ちょっと待ってください！！」




そう言って炭治郎はまた戻って行ったが、すぐに帰ってきた




顔の所々に赤い跡が出来てたけど.....




そして隠の人たちにめっちゃ怒られてた





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〜蝶屋敷〜




隠の人たちに怒られながらも私たちは胡蝶さんのお屋敷に着いた




隠１ 「ごめんくださいませー！ごめんくださいませー！ごめ.....全然誰も出て来ねぇわ」




スミレ 「留守ですかね....」




隠２ 「いや....誰か１人はいると思うんだけどな.....」




そう言いながら隠の人たちは私たちを連れて庭の方に回った




隠２ 「あっいる、人がいる。あれはえーっと...そうだ、”継子”の方だ。お名前は.......


栗花落カナヲ様だ」




カナヲ 「.........」




あの子.....那田蜘蛛山と最終選別にいた子だ.....




カナヲちゃんって言うんだ.....




炭治郎 「...........」




炭治郎も不思議そうにカナヲちゃんのことを見ていた




隠１ 「胡蝶様の申し付けにより参りました。お屋敷に上がってもよろしいですか？」




カナヲ 「.........(ニコニコ」




隠１ 「よろし....い？」




カナヲ 「.......(ニコニコ」





カナヲちゃんは呼びかけに答えず、ニコニコと笑っているだけだ





隠１ 「よろしいですかね......？あの....えー...」




隠の人もめちゃくちゃ困ってる





アオイ 「どなたですか！！」




スミレ 「うわっ！！！」




急に背後から大きな声がした




隠１ 「いえっあのっ.....胡蝶様に.....」




アオイ 「”隠”の方ですか？怪我人ですね、こちらへどうぞ」




そう言うと女の子はスタスタと屋敷の中に入って行った




カナヲ 「..........」





スミレ 「...........」




何だろうあの子....




なんか不思議な感じ......

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