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**鬼の記憶 ページ46

けれど、自分の頸が宙に舞っているのがわかる



真響 「何でっ....何で私がこんな目にっ!!!」



___________________


真響Side



そもそも.....私は何で鬼になんて....



なんでこんなに弟を目の仇にしたんだ.....



静かに振っている雨の中でだんだんと人間だったころの記憶がよみがえってくる



私は....私はただ....認めたくなかった....



弟に殺されかけたことを.....




____________________


〜人間だったころ〜



男1 「真響さん!!」



男2 「真響さんっ!!荷物はボクが持ちます!!」



男3 「真響さんは俺が送って行くんだっ!!」



真響 「ふふふっ.....」



私は何も不自由がなかった



家はお金持ちで、両親にも....男たちにも愛されていた


そして誰にも負けない美貌を持っていた.....



そして何よりも自信があったのは



真響 「♪〜♪〜〜♪」



女1 「真響さんの歌声....本当に素敵...///」



女2 「美人で歌もうまいなんて....本当に素晴らしい方だわ.....///」



私が何よりも自信を持っていたのはこの歌だ



誰よりも美しい声で歌って....どんな人でも魅了させることが出来る



父 「真響、女学校の先生から連絡がきてな、真響は素晴らしい生徒だと....必ずお前の将来は安泰だとな」


母 「なんて素晴らしい子なの!!さすが私たちの子ね!!」



真響 「そんなことは当たり前よお父さん、お母さん!私は2人の子供なんですから!!」



私の将来はこの国一番の歌手になること....



今の私ならできる....



(ガチャンッ....



その時、玄関のドアが開いた



魘夢 「..........」



弟の魘夢が帰ってきた



そしてこちらに話しかけることなく、自分の部屋に戻って行った



真響 「魘夢、今日学校じゃなかったの?」



父 「あぁ...あれか....学校で迷惑行為ばかりしてやめさせたんだ。家の名誉にかかることだからな」



母 「貴方はあれのことは気にしなくていいのよ!どうせご飯だけおいておけば適当に生きてるだから!!」



真響 「.........」




両親は出来損ないの弟のことは家族とは認めていなかった



___________________


真響 「ちょっと」



魘夢 「姉さん、どうかした?」



真響 「どうかしたじゃないわよ....あんた学校やめたんだって?

ほんと情けない....弟がこんなんなんて」

**歌姫→←**金魚のひるね



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童磨(プロフ) - 真響と魘夢が救われてよかった泣原作だと魘夢は救いなかったが真響がいたおかげで救いがあった。゚(゚´Д`゚)゚。パート4も頑張ってください! (2022年12月11日 17時) (レス) id: 034e0a3f60 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ - とっても面白いです!!!頑張ってください!!! (2022年9月9日 17時) (レス) @page30 id: e04f466ec6 (このIDを非表示/違反報告)
ななみ(プロフ) - すみませんこの物語はカナヲちゃんは出ますか?いくら漫画沿いでもオリジナルキャラと結ばれたら駄目ですよまあ結ばれない結果ならいいですが (2022年5月29日 17時) (レス) @page9 id: c060af3ed8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:RIDERU | 作成日時:2022年4月30日 16時

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