**金魚のひるね ページ45
スミレ 「いいえ、私はあなたの頸を斬る....
だってあなたは数字も何もない鬼なんだからね?」
真響 「っ.....」
そう言うと、真響はあからさまにイラついていた
真響 「生意気な人間の女っ....坊ちゃんは何でこんな女なんか欲しがるのかしらっ....私の方が美しく強いはずなのにっ...」
この鬼....よほど湊に気に入られたいみたいね.....
真響 「コッチが優しくしていれば.....調子に乗ったみたいね....いいわ、必ず3分で終わらせてあげるっ!!!」
そして鬼は両手を広げて
真響 「♪〜〜♪〜〜」
再び歌を歌った
スミレ 「っ....!!」
やはりこいつの歌は頭に響く
でもっ.....絶対に負けない....
スミレ 「......」
スミレは刀をおろし、自ら目を瞑った
真響 「♪〜〜♪〜〜(何....?攻撃してこない....まさかあきらめたの?)」
スミレ 「........」
いいえ.....あきらめるわけがない
スミレは口を大きく開けて
スミレ 「赤いべべ着たかわいい金魚〜♪」
真響 「っ....!?」
スミレも、同じように歌いだした
スミレ 「おめめをさませばごちそうするぞ〜♪」
真響 「私に対抗して歌おうって言うのねっ....上等よ!!私の歌に勝てる者は人間でも鬼でもいないんだからっ!!」
真響も負けないように歌いだしたが
真響 「♪〜♪〜〜っ〜✗?」
真響の歌が乱れてきた
真響 「まさかっ....この女っ...私の歌を乱れさせようとしているっ!?」
スミレ 「赤い金魚は あぶくを一つ〜♪」
スミレも大きな声で歌っているせいで、真響の歌は音程が崩れてしまった
スミレ 「.........」
鬼の音程が外れているおかげで嫌な音が頭に響かなくなった
涙の呼吸弐ノ型....涙怒!!
真響 「うぐっ!!?」
スミレの刀は、真響の口の中に刀が突き刺さった
弐ノ型は突き技の一つ.....かなり力がいる
でもそのおかげで真響の歌が止まった
スミレ 「これで自慢の歌がしばらく歌えなくなったわね?」
真響 「あがっ...!?」
スミレ 「せめて楽に死なせてあげる.....涙の呼吸参ノ型....催涙の雨...」
真響 「っ.....!!」
真響の周りに雨が降ったと思ったら....いつの間にか首が斬れていた
真響 「斬られた...私の頸がっ...弟よりも先にっ!?」
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童磨(プロフ) - 真響と魘夢が救われてよかった泣原作だと魘夢は救いなかったが真響がいたおかげで救いがあった。゚(゚´Д`゚)゚。パート4も頑張ってください! (2022年12月11日 17時) (レス) id: 034e0a3f60 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ - とっても面白いです!!!頑張ってください!!! (2022年9月9日 17時) (レス) @page30 id: e04f466ec6 (このIDを非表示/違反報告)
ななみ(プロフ) - すみませんこの物語はカナヲちゃんは出ますか?いくら漫画沿いでもオリジナルキャラと結ばれたら駄目ですよまあ結ばれない結果ならいいですが (2022年5月29日 17時) (レス) @page9 id: c060af3ed8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RIDERU | 作成日時:2022年4月30日 16時