【鬼滅の刃】鬼になんてなりたくない〜第三章〜

＊＊二度と会えないなら ページ40

もし.....アキオが殺されなかったら.....私に血鬼術がかかっていなかったら.....



私は刀を一生持つことなく....生活していたのかもしれないっ....



ここで....家族ともう一度過ごしたい....



でも....そんなことはできない....だって私はもう失ってしまったから....



どんなにあがいても....どんなに望んでも....もう二度と戻ってくることはない



スミレ 「ごめんねっ....アキオ.....」



アキオ 「姉ちゃん....」



スミレ 「ごめんなさいっ....お母さんっ....」



サクラ 「......」



スミレ 「もう二度と会えないってわかっていたならっ....もっといろいろ伝えたかった....感謝を伝えたかった.....ありがとうって.....大好きだよって....」



この二人は本当の家族じゃない....でも伝えたい....



スミレ 「愛してるよっ....お母さんっ....アキオっ....」




そして.....



スミレ 「さようならっ.....！」



アキオ 「姉ちゃんっ！！！」



私は振り返らずに走った



アキオ 「いかないでよ姉ちゃん！！！俺に悪い事があったら治すからっ！！！だからお願いっ！行かないでっ！！！」



ごめんっ....ごめんなさいっ.....



助けられなくてごめんねっ....アキオっ....




姉ちゃんが絶対に仇を取るからっ...だからっ....



それまでさようならっ.....




＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

＿＿＿＿＿＿＿＿




炭治郎side



炭治郎 「ああああああああああああああ！！！」



禰豆子 「......！！」



炭治郎は自らの首を斬って、夢から覚めることができた



炭治郎 「禰豆子！！大丈夫か....」



そして炭治郎は周りの光景をみて、みんなが寝ていることを理解した



スミレ 「うっ....どうしようっ....はやくっ....起きないといけないのにっ....」



炭治郎 「スミレっ！！」



スミレも夢の中にいるってきづいているんだ....でも起き方がわからないのかっ....




炭治郎 「スミレっ！！スミレ聞こえるか！！夢の中で自分の首を斬るんだっ！！スミレなら戻ってこれるはずだっ！！」



スミレ 「首っ....？」



炭治郎の声が届いたのか、しばらくすると.....



スミレ 「はっ...！！？」




スミレは勢いよく目を覚ました



スミレ 「いっ...生きてる...？」

＊＊頑張って→←＊＊あなたじゃない

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す