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**あなたじゃない ページ39

スミレ 「私っ....私はっ....」



戻らなきゃっ.....現実に戻らなくちゃいけないのにっ....



スミレ 「私もっ....炭治郎のことが....」



誘惑に....負けてしまう....



もうっ....だめかもっ....



.





.





.






.







.







.





(ブワッ!!!



スミレ 「っ.....!?」



炭治郎 「熱いっ!!」



突然....私は赤い炎に包まれた



私の手を握っていた炭治郎は炎の熱さで離れてしまった



でも、私は全く熱くない



この炎は....



スミレ 「禰豆子の.....?」



那田蜘蛛山で禰豆子は血鬼術を使えるようになったと言っていた



もしかしてこれがっ.....?



炭治郎 「腕がっ!!あぁっ!!!」



炭治郎は腕を押さえている



禰豆子の炎は人間には害はないと言っていた



でも目の前の炭治郎は禰豆子の炎にもがいている



スミレ 「何をやっているんだっ....私はっ.....」



私の目の前にいる人は本当の炭治郎じゃないっ....




私の妄想でできた炭治郎だっ.....



スミレ 「.........」



しばらくすると炎は弱まり、自分の格好がいつもの鬼殺の服に変っていた



炭治郎 「スミレっ....?何でそんな格好....」



スミレ 「ごめんなさいっ.....私が好きな炭治郎はあなたじゃないのっ....」



炭治郎 「スミレっ!!?」



私はその場から走り出した



スミレ 「とにかくここから離れないとっ....さっきみたいに誘惑に負けてしまうっ....」



でも....どこに向かえばっ....



鬼は夢の中に存在するのっ!?



アキオ 「お姉ちゃん!!」



スミレ 「っ...!!」



背後から....アキオの声がする.....



サクラ 「スミレ?どこへ行くの?」



そしてお母さんの声も....



スミレ 「アキオ....お母さん.....」



炭治郎 「スミレ!!待ってくれっ!!」



炭治郎まで私を追いかけてきた



スミレ 「........」



サクラ 「スミレ、もう寒いから家に帰りましょう?」



アキオ 「今日は姉ちゃんの好物を作ってくれたんだよ!!」



炭治郎 「俺の気持ち....もう一度考えてくれないか?」



あぁ....いやだ.....



本当は起きたくなんかない....



ずっとここにいたい....




刀なんか振りたくて振っているんじゃない.....

**二度と会えないなら→←**伝えたいこと



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童磨(プロフ) - 真響と魘夢が救われてよかった泣原作だと魘夢は救いなかったが真響がいたおかげで救いがあった。゚(゚´Д`゚)゚。パート4も頑張ってください! (2022年12月11日 17時) (レス) id: 034e0a3f60 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ - とっても面白いです!!!頑張ってください!!! (2022年9月9日 17時) (レス) @page30 id: e04f466ec6 (このIDを非表示/違反報告)
ななみ(プロフ) - すみませんこの物語はカナヲちゃんは出ますか?いくら漫画沿いでもオリジナルキャラと結ばれたら駄目ですよまあ結ばれない結果ならいいですが (2022年5月29日 17時) (レス) @page9 id: c060af3ed8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:RIDERU | 作成日時:2022年4月30日 16時

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