**危ない ページ26
鬼が落ちていたお弁当を踏みつけた
あの鬼っ....おばあちゃんが一生懸命作ったお弁当をっ!!
鬼 「鬼になってから人間の食い物が気色悪くて仕方がない」
スミレ 「彼女たちが真心こめて作ったお弁当を侮辱するなっ!!お前が簡単に踏みつぶしていいものじゃないっ!!!」
鬼 「まずいったらまずいんだよ....
オマエも不味そうな血の匂いがするぞ小僧....」
(ギリギリッ....
鬼が少年に力を入れすぎて、少年から血がにじみ出ている
鬼 「うまそうな人間は食っちまうが不味いやつは夜通し傷つけて楽しむんだ....」
なんてやつだっ....
杏寿郎 「そう言うことか切り裂き魔....不愉快なヤツだ...」
鬼 「悔しかったらオレを....斬ってみろよっ!!!」
スミレ 「っ!!?」
鬼は少年を抱えながらすごい速さでそこらじゅうを移動している
早すぎるっ....変に刀を振るったら少年に当ってしまうっ....
(シュッ!
スミレ 「くっ...!」
何かが擦って、足が切り傷が入った
鬼 「ん?オマエ....稀血ではないがなかなかうまそうな匂いじゃねぇか.....あとで喰ってやるよ」
スミレ 「うるさいっ!!」
杏寿郎 「流されては駄目だっ!」
鬼 「悪ぃな...このガキを抱えてたら斬りにくいよなぁ....一思いにやっちまった方がいいか...」
少年 「たっ...助けてっ...」
少年は手まで血が流れ出ている
このままじゃ少年の命も危ないっ....
杏寿郎 「心配するな....君は必ず俺たちが助ける」
鬼 「出来っこねぇよ昨日だって.....別の女を飽きるまで切り刻んでやったぜ....」
杏寿郎 「なるほど....お前の速さは分かった。しかし過信しないことだ、昨夜は俺たちが来たために逃げたのかと思ったが、どうやらお前は感知することもできていなかった。
逃げ足だけは、確かに早いようだな!」
この鬼...昨日も誰か襲ったんだ
食べるためじゃなく....人をオモチャのようにいたわるためにっ....
鬼 「なにぃ...」
杏寿郎 「昨夜の被害者は俺たちが迅速に処置した。傷跡も残らず回復するだろう」
鬼 「へっ!たとえ生き延びたとしてもそいつは恐怖に一生支配されて生きていくだろうよ」
杏寿郎 「そうはさせん!!癒しがたき心の傷も我々が長い時間をかけて手当てしていく!」
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童磨(プロフ) - 真響と魘夢が救われてよかった泣原作だと魘夢は救いなかったが真響がいたおかげで救いがあった。゚(゚´Д`゚)゚。パート4も頑張ってください! (2022年12月11日 17時) (レス) id: 034e0a3f60 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ - とっても面白いです!!!頑張ってください!!! (2022年9月9日 17時) (レス) @page30 id: e04f466ec6 (このIDを非表示/違反報告)
ななみ(プロフ) - すみませんこの物語はカナヲちゃんは出ますか?いくら漫画沿いでもオリジナルキャラと結ばれたら駄目ですよまあ結ばれない結果ならいいですが (2022年5月29日 17時) (レス) @page9 id: c060af3ed8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RIDERU | 作成日時:2022年4月30日 16時