**守る ページ38
スミレ 「そんなっ....あんな細い糸が刀よりも固いなんてっ....!!」
これじゃあ糸に触れた瞬間もうっ.....
炭 「っ......!!」
それでも炭治郎は前へ進んだ
間合いの内側に入ろうとしているのか.....
でもっ....そんなの無茶だっ.....累の糸は生き物のように動いている
そう簡単に間合いにはっ.....
(ギュルッ!!!
スミレ 「はっ.....!!!」
累が糸を引いた瞬間.....炭治郎の目の前に網目状の糸がっ.....
スミレ 「炭治郎っ!!!」
.
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(ザシュッ!!!
炭 「っ....!!?スミレっ!!!!」
スミレ 「っ.....カハッ!!!」
私はとっさに.....炭治郎の前に出るしかなかった.....
禰 「ムーッ!!!!」
禰豆子も追いかけてきたが......私の方が早く....糸の攻撃は殆ど私に届いていた
炭 「っ....!!(ガシッ!!」
炭治郎は急いで私を抱きかかえて、木の陰に隠れた
累 「っ.......」
炭 「スミレっ!!スミレっ!!!!どうしてこんなことっ!!」
私はかろうじて、背中を累の方にして庇っていたので、心臓には届かなかった
正面を向いていたら.....きっと.....
スミレ 「わかんっ....ないっ.....炭治郎が死んじゃうとっ....思ったらっ....体がっ...勝手にッ....」
炭 「っ......」
禰豆子 「むー....」
禰豆子も心配そうに私をみている
炭 「スミレっ....ゴメンっ....本当にっ....ゴメンっ.....」
スミレ 「炭治郎にっ.....怪我がなくてっ.....よかった......私はっ....日輪刀を持ってないからっ....」
炭治郎を守るには.....こうするしかなかった
累 「お前っ....スミレとはどうゆう関係なんだっ....」
累は震えながら指をさした
炭 「スミレはっ....俺の大切な幼馴染だっ!!!」
累 「幼馴染っ...?血のつながりもないのにっ...?何でっ....?」
炭 「早く止血しないとっ.....範囲が広すぎるっ....」
私は背中全体を切られていて.....止血するには布が足りない
累 「何で...なんでスミレは唯の幼馴染を庇ったんだっ....?家族でもないのにっ.....」
スミレ 「炭治郎っ....私は止血しても無駄だからっ.....その布は自分で使ってっ....」
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ゆいK - すごいおもしろすぎ!!!!!早く続きがよみたい! (2022年4月23日 7時) (レス) @page50 id: 7133b539d0 (このIDを非表示/違反報告)
りんごうまし。 - この作品面白いです!!更新頑張ってください!!続き楽しみにしてます!!(≧▽≦) (2022年2月17日 9時) (レス) @page40 id: f6a2772ec5 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ - 更新頑張ってください(*^ω^*) (2021年12月12日 22時) (レス) @page28 id: c4dfd681b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RIDERU | 作成日時:2021年7月17日 18時