**紛い物 ページ36
累 「スミレも家族になればわかるよ.....」
スミレ 「やめてっ....来ないでっ....」
累は糸を持った手で......私に近づいてきた
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炭 「っ....!(ザッ!!」
スミレ 「炭治郎っ!!」
炭治郎が突然現れて、私を庇うように背後に隠した
累 「誰お前?その子.....ボクのなんだけど?」
炭 「スミレに何しようとしたんだっ!!それに.....その子は仲間じゃないのか!!」
累 「仲間?そんな薄っぺらいものと同じにするな....
僕たちは家族だ....強い絆で結ばれているんだ。
それにこれは僕と姉さんの問題だよ」
姉鬼 「っ.........」
累 「余計な口出しするなら刻むから.....
スミレもこれからボクと家族になるんだから.....ボクに逆らったらどうなるか....教え込まないとね....」
私も累の家族になったら....こんなことされるのっ!?
炭 「家族も仲間も強い絆で結ばれていればどちらも同じように尊い....
血のつながりがなければ薄っぺらだなんてそんなことはない!!」
そう.....そうだよっ....
炭治郎の言う通りだ
炭 「それから、強い絆で結ばれている者は信頼の匂いがする.....だけどお前たちからは恐怖と憎しみと....嫌悪の匂いしかしない!!
こんなものを絆とは言わない!!紛い物....偽物だ!!」
姉鬼 「.........!!」
炭 「スミレをっ....そんな奴の家族になんて絶対にさせないっ!!」
スミレ 「炭治郎っ.....」
累 「........」
(ガサッ!
その時、累の背後から鬼殺隊の1人が現れた
サ 「お!丁度いいくらいの鬼がいるじゃねぇか!こんなガキの鬼なら俺でも殺れるぜ」
炭 「っ!!誰だ!!」
スミレ 「こんな激戦なのに.....ほとんどけがしてない.....」
他の隊員はみんな怪我を負いながら戦ってるのに?
サ 「お前達はひっこんでろ、俺は安全に出世したいんだ......出世すりゃ上から支給される金も多くなるからな」
この人っ.....お金の為に鬼殺隊をやってるの?
サ 「隊は殆ど全滅状態だが、とりあえず俺はそこそこの鬼1匹倒して下山するぜっ!!」
そう言って隊員は累に斬りかかろうとした
スミレ 「ダメっ!!その鬼は十二っ...!!!」
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ゆいK - すごいおもしろすぎ!!!!!早く続きがよみたい! (2022年4月23日 7時) (レス) @page50 id: 7133b539d0 (このIDを非表示/違反報告)
りんごうまし。 - この作品面白いです!!更新頑張ってください!!続き楽しみにしてます!!(≧▽≦) (2022年2月17日 9時) (レス) @page40 id: f6a2772ec5 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ - 更新頑張ってください(*^ω^*) (2021年12月12日 22時) (レス) @page28 id: c4dfd681b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RIDERU | 作成日時:2021年7月17日 18時