＊＊雪うさぎ ページ33
スミレ 「......？？」
真っ白な少年......
雪に負けないくらいの真っ白な少年だった
スミレ 「雪うさぎを作ってるんだよ！お兄さんも一緒に作る？」
？？ 「.....うん」
私は白いお兄さんと一緒に雪うさぎを作った
スミレ 「できたー！！」
？？ 「......これ作って何が面白いの？」
スミレ 「一緒に作って、誰かに見せて褒めてもらうのが楽しいの！！ほら！お兄さんの雪うさぎと私の雪うさぎを合わせれば、夫婦みたいだよ！！」
？？ 「夫婦......」
私はお兄さんの少し大きい雪うさぎの隣に自分の雪うさぎを置いた
？？ 「.........」
スミレ 「お兄さんの手......冷たい....」
？？ 「あっ.....」
スミレ 「私が温めてあげるっ！！」
(ギュッ......
スミレは小さい手で白い少年の手を包み込んだ
でも手は全然温かくならなかった
？？ 「温かい......」
スミレ 「.......？」
？？ 「君の手は.....とても暖かいんだね......」
スミレ 「うん！よくお母さんに言われるの！私の手はお日様みたいに温かいって！」
？？ 「君の手を.....ずっと握っていたいよ....」
スミレ 「お兄さん.....？」
このお兄さん.....なんだか様子がおかしいような.....
？？ 「君の名前は何て言うの？」
スミレ 「私？私は一之瀬スミレだよ！お父さんがすみれの花が好きだからつけてくれたんだって！」
？？ 「そう.....ボクは累。スミレ.......ボクの家族にならない？」
スミレ 「家族？」
累 「君は小さいから.....妹かな？」
妹....？何を言ってるんだろうか......
スミレ 「私は累君の妹にはなれないよ」
累 「.....そう」
累は断られたので、殺そうと手に蜘蛛の糸を出そうと思ったとき...
スミレ 「だって私と累君は血がつながってないんだもん」
累 「あぁ.....そうだね」
累は蜘蛛の糸をしまった
累 「大丈夫だよ......つながりを作ればいいんだから.....恐怖と言う名の絆で.....」
スミレ 「恐怖？？私怖いのやだな......そうだ！結婚すればいいんだよ！」
累 「結婚？」
スミレ 「夫婦になれば血の血つながりがなくても家族になれるんだよ！この雪うさぎみたいに！」
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ゆいK - すごいおもしろすぎ！！！！！早く続きがよみたい！ (2022年4月23日 7時) (
レス) @page50 id: 7133b539d0 (このIDを非表示/違反報告)
りんごうまし。 - この作品面白いです！！更新頑張ってください！！続き楽しみにしてます！！(≧▽≦) (2022年2月17日 9時) (レス) @page40 id: f6a2772ec5 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ - 更新頑張ってください(*^ω^*) (2021年12月12日 22時) (レス) @page28 id: c4dfd681b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ＲＩＤＥＲＵ | 作成日時：2021年7月17日 18時
