【鬼滅の刃】鬼になんてなりたくない

＊＊十二鬼月 ページ45

珠世 「炭治郎さん、私たちのことは気にせず戦ってください。守っていただかなくて大丈夫です.......鬼ですから」




スミレ 「私だって鬼殺隊だよっ！！絶対に逃げたりなんかしないっ！！」




私も立ち上がって刀を構えた




(ブンッ！！！




女の鬼は私たちに向かって鞠を投げた



炭治郎は突き技で鞠を一直線に刺した




けど、鞠はなぜか動き出した




この鞠....動きが不自然過ぎるっ.....




愈 「珠世様っ！！」




すると背後から愈史郎の声が聞こえた




口まで顔が修復していた




愈 「俺は言いましたよね！！鬼狩りに関わるのはやめましょうと最初からっ！！！俺の”目隠し”の術も完璧ではないんだ！！あなたにもそれは分かっていますよねっ！！」




よくわかんないけどっ.....なんかめっちゃ怒ってるっ！！！




愈 「建物や人の匂いや気配や匂いを隠せるが存在自体を消せるわけではないっ！！人数が増えるほど痕跡が残り鬼舞辻に見つかる確率も上がるっ！！！」




珠世さんと愈史郎さんから鬼の嫌な感じがしなかったのは.....愈史郎さんの血鬼術だったんだっ.....




愈 「貴方と二人で過ごす時を邪魔する者が俺は嫌いだ！大嫌いだ！！許せないっ！！！」




朱 「キャハハッ！何か言うておる！面白いのう楽しいのう！十二鬼月である私に殺されることを光栄に思うがいい！」



炭 「十二鬼月？」




珠世 「鬼舞辻直属の配下です！！」




スミレ 「そんな奴がなんでっ.....」




こんなところで十二鬼月を出してくるなんてっ.....何かおかしいっ....




朱 「遊び続けよう朝になるまで命尽きるまでっ！！(メキメキッ」




鬼の腕が4本生えてきた




嫌な予感がするっ.....




(ゴウッ！！！




スミレ 「っ.....！！！」




嫌な予感が的中し、さっきの倍の数の鞠が飛んできた




スミレ 「涙の呼吸、参ノ型！火山涙っ！！！」




参ノ型で壁を作り、珠世さんと愈史郎さんを守った




(ザンッ！！ザンッ！！！




この鞠っ....斬ったら速度が遅くなるっ....



それに壁に当たってるわけじゃないのに方向を変えてくるっ.....




鞠は私よりも炭治郎の方へ多く攻撃している




舐められてる？それとも湊の影響であまり攻撃できないのか？




(ガンッ！！ガンッ！！




スミレ 「あっ！！」




避けた鞠が、私が作った壁をどんどん壊して、珠世さんたちが見えてしまった

＊＊それぞれ→←＊＊鞠

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