【鬼滅の刃】鬼になんてなりたくない

＊＊苦しい ページ29

スミレ 「子リスちゃんっ！！炭治郎にっ....！！！」




(ごぼごぼっ.....




全部言い終わる前に.....私は沼の中に引きずりこまれた




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炭治郎side




炭治郎 「っ.....！？スミレっ！！！」




スミレがいた屋敷から少し離れた場所にいた炭治郎は、急に走り出した




和己 「どうしたんだ急に！！」




炭治郎 「匂いが濃くなった！！鬼が現れてる！！スミレの匂いとも近いっ！！！」




(ダンッ！！




炭治郎は高く飛び上がって、屋根の上を走った




そしてとある場所に降り立った




ここだ！！今ここにいる！！




二種類の匂い.....鬼と.....スミレっ.....




どこにもいない....だけど.....匂いが一番濃い場所



ここだっ！！！




(ドンっ！！！



炭治郎は地面を深く刺した




鬼 「ギャ！！！」



(ブワッ！！！




炭治郎が地面を刺した瞬間、黒い影が広がって.....



スミレ 「っ......」




炭治郎 「スミレっ....！！！」




炭治郎は素早くスミレを掴んで....鬼から距離を取った




＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿




スミレside




苦しいっ.....息がうまくできないっ....




スミレ 「っ.....！？」




沼の中には.....いろいろな羽織が浮いていた




もしかしてこの羽織は.....行方不明になった少女たちのっ！？




こんなにたくさんのっ.....




悔しいっ.....このままじゃ私もっ.....！！




(ザクッ！！！




何やら鈍い音がしたと思ったら.....





(グイッ！！




誰かに体を引っ張られた.....




炭治郎 「スミレっ.....！！」




スミレ 「たんっ....じろっ.....ごめんっ....」




また私っ.....




炭治郎 「スミレが無事でよかった.....たてるか？」




スミレ 「うんっ.....」




私は炭治郎に下してもらった




炭治郎 「攫った女の人たちはどこにいる！！」




炭治郎は鬼に向かって言った



炭治郎 「それから二つ聞く.....」




鬼 「......(ギリギリギリ！！！」




何これっ....歯ぎしりっ！？



すごく耳に響くっ......




(どぷんっ.....




すると鬼は地面にまた潜ってしまった




スミレ 「和己さん後ろに下がっててください！！私と炭治郎の間合いの内側なら守れるのでっ.....」




あの鬼は地面や壁ならたぶんどこからでも出てこれる

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