私は・・・ソロモンの妹！？【魔界王子】 (ページ43)

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＊＊見覚えページ43

ウイ「髪飾りが...ない...？」

エリサ「確かに...机の上に置いてあったんです！！箱の中に入れて！！」

エリサの机の上を見たら、何も置いてなかった

ウイ「箱ごとなくなったのか！？」

エリサ「私...探してきます！！」

ウイ「あ...おい！！エリサ！！」

エリサは急いで部屋を出た

次の日

エリサside

結局髪飾りは見つからず、ボートレースの日が来た

ダン「エリサ？今日は妙に元気がないな？」

ウイ「おい！！」

お兄様はダンタリオンを連れて

ウイ「エリサは今、大事な髪飾りを盗まれて悲しんでるんだよ！！だからお前は今はエリサに近づくな！！」

ダン「なんだ、そんなことか」

ダンタリオンは、話し終わったのか私の方へ来た

ダン「髪飾りなら俺がもっといいのを買ってやる。だから元気出せ」

　ポンッ

ダンタリオンは私の頭に手を置いた

ウイ「な！！だったら俺が買ってやる！！お前は下がってろ！！」

ダン「学費はいいのか？髪飾りを買うよりも学費を払った方がいいんじゃないか？」

ウイ「うっ！！...でもエリサのためなら髪飾りくらい...大丈夫だ！！」

なんだか大事になってきたので...

エリサ「お兄様、ダンタリオン...ありがとうございます...でも...あの髪飾りじゃないとダメなんです...すみません」

ウイ「そ...そうか...」

ダン「...すまんな」

ウイリアムside

ダン「おい、ウイリアム」

ウイ「なんだよ」

俺たちの言い合いのせいで、またエリサに迷惑をかけてしまった

もうこいつとはかかわりたくない

ダン「エリサはなんでそんなにあの髪飾りが大事なんだよ？」

ウイ「それは俺にもわからない。気が付いたらあの髪飾りをつけていて、誰からもらったのか？って聞いても秘密だと言って教えくれないんだよ」

ダン「....」

わざわざ答えてやったのに、ダンタリオンは考え事をしたように肘をついた

ウイ「おい！！答えてやったのに何無視してるんだ！！」

ダン「あの髪飾り...見覚えがある」