私は・・・ソロモンの妹！？【魔界王子】 (ページ35)

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＊＊エクソシストページ35

アイ「噂では聞いていたんだけど。教会には悪魔祓いの専門機関があるらしいんだ。クロスビー牧師は国教会治安維持局に所属する。つまり...エクソシストだよ！！」

え...エクソシスト！？

ウイ「....ッ！！」

お兄様は怒ったようにダンタリオンを見て

ウイ「おい！！なんで悪魔が国教会に味方するんだ！！」

ダン「...奴らは使い魔だ。契約が終わるまで手足される。...ここは俺たちの力を弱める要素が多すぎる。」

ウイ「...エリサ！！」

お兄様は、クロスビー牧師にとらわれた私を心配そうに見ていた

私も声を発したいけど...まだ口を押えられてる

ダン「...何とかしてやろうか？」

ダンタリオンがお兄様に顔を近づけた

ウイ「お前の力を借りるのはごめんだ！！」

ダン「...強情だな」

ダンタリオンは今度は私を見て

ダン「エリサ、俺の力が必要だと言え。そうすれば助けてやる」

エリサ「....」

そんなこと言われても...

ダン「お前は、わかっているはずだ。俺が決して、お前の魂を裏切れないということを...」

クロス「黙れ悪魔！！」

クロスビー牧師がお兄様とダンタリオンに十字架を向けて攻撃した

ダンタリオンはお兄様を抱えて、何とかよけた

アイ「大丈夫！？ウイリアム！？」

アイザックはお兄様に駆け寄った

ダン「おい牧師、お前たちは選定公とエリサをどうするつもりだ。魔界の代理王を選ぶ権利を持ったり、悪魔の花嫁とはいえ選定公とエリサはお前らと同じ人間だろ。...ましてや聖職者が人に手をかけるとは...」

クロス「フッそんなことですか。人といえども代理王を選ぶ権利を持ち、現皇帝ルシファーとも強いつながりを持つ者を放っておくわけがない」

ウイ「ちょっと待て！！」

クロス「我々は悪しき者どもを追い払うために力を与えられた神の使い。神より与えられた権限により選定公は...処分させていただく」

エリサ「....！？」

ダン「...つまり、殺すということか」

　