私は・・・ソロモンの妹！？【魔界王子】 (ページ30)

今日:12 hit、昨日:7 hit、合計:189,577 hit

＊＊なぜ・・・ページ30

ダンタリオンが急に真剣な顔になった

ダンタ「目に見えているのに、俺を否定するのか...？お前にとって、俺はただの夢か！？」

ダンタリオンが両手で私の頬を触った

ダンタ「触れられるのに、それでも俺は幻か...？お前の言ったあの言葉は...すべて嘘なのか？」

エリサ「...！！」

エレン『私はあなたを愛しています...』

エリサ「....ハッ！！」

私の頭の中で一瞬、私にそっくりの女性とダンタリオンが抱き合っている姿が見えた

ウイ「おい！！何やってる！！」

その時、お兄様が来た

ウイ「エリサから離れろ！！」

　バッ！！

お兄様が私とダンタリオンを離した

ウイ「エリサ！？大丈夫か！？」

エリサ「.....」

私は何も答えずに、呆然とダンタリオンを見ていた

ウイ「....っ！！」

お兄様はダンタリオンを睨んで

ウイ「もう俺とエリサにはかかわるな！！」

お兄様は私の腕をつかみ、寮に戻った

　

私にはダンタリオンの最後の言葉が聞こえなかった...

ダンタ「そうだ...ずっと確かめたかった...なぜ俺を覚えていない...」

・

・

・

クロス「ソロモン...エレン...」

陰で私たちの話を聞いてたクロスビー牧師がいた...

・

・

・

生徒１「本当なんです！！出たんですよ！！」

夜、私とお兄様が寮のロビーで休んでいたら急に男子生徒があわただしく話しかけてきた

生徒２「悪霊が！！」

ウイ「出たって？」

生徒１「わが校の制服を着てました！！」

ウイ「わかった。とにかく見に行くから」

そう言ってお兄様と私、アイザックで見に行った

ウイ「はぁー...」

お兄様は大きなため息をした

アイ「大丈夫？ウイリアム？エリサも気分悪いんでしょ？ていうか...ホントに悪霊だったらどうする？」

アイザックはおびえたようにお兄様の裾をつかんでる

？？「悪霊か？」

アイ「ヒッ！！」