私は・・・ソロモンの妹！？【魔界王子】 (ページ21)

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＊＊また・・・ページ21

エリサ「代理王候補...」

ウイ「てことは、こいつの伯父の支援の話も...」

エリサ「当然でたらめですね...」

お兄様は絶望的な顔をした

シトリー「命が惜しければ私にしたがってもらおうか。選定公、エリサ」

シトリーは私たちに手を伸ばしてきた

ウイ「帰るぞ、エリサ」

お兄様が後ろを向いて歩き出した

私もそのあとを追った

シトリー「こ...こら！！どこに行くつもりだ！！」

ウイ「部屋に戻って顔を洗ってシーツかぶって寝る！！」

シトリー「な...何！？」

ウイ「俺は今パトロンの話がなくなったことでショックを受けている。現実に冷静に対処できそうにない...」

エリサ「お兄様、やはり奨学金で頑張りましょう」

ウイ「ああ、そうだな」

私たちは学生寮に向かって歩き出した

シトリー「ま...待て！！クソッこうなったら、エリサだけでも！！」

　シュンっ！！

エリサ「キャァァァ！！」

長い糸のようなものに縛られ、シトリーの方に連れてかれた

ウイ「エリサ！！貴様！！エリサを離せ！！」

シトリー「エリサは私の花嫁だ、お前が付いてこなくてもエリサだけは無理にでも連れて行く」

どうして私は...捕まってばかりなの！？

シトリー「.....！！」

　ボウッ！！

急に炎が現れ、糸がほどけた

エリサ「お兄様！！」

シトリー「あ！！ま...待て！！」

私はその隙にお兄様の方に駆け寄った

そして上からダンタリオンが現れた

ダンタ「エリサは俺の花嫁だ、貴様のような奴にはエリサはやらん！！」

ウイ「お前のでもない！！エリサは俺のものだ！！」

アイ「ええ～！？もしかしてダンタリオンも悪魔だったの！！すごいすご～い！！」

アイザックは目をキラキラさせていた

シトリー「何が俺の花嫁だ、貴様のような野蛮なものにはエリサは似合わない！！」

ダンタ「口の減らないやつだ、俺がいない間に相変わらず小賢しいマネを」