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**自 殺電車4 ページ37

そう言って歌広場さんは僕らに名刺を渡した




翔 「えっ!?○○事務所っ!?」




何と歌広場さんは有名な事務所の人だった




豊 「そんな事務所人がなんでここにっ.....」




淳 「君たち、この前違う事務所のオーディションを受けていたよね?その時僕も偶然見に来ていてね。君たちの演奏にとても感動したよ!!」




翔 「かっ....感動??」




淳 「そう!今は確かに君たちは未熟だけど.....このまま成長すればきっと原石になる!!だからぜひとも君たちには僕の事務所に入ってもらいたいと思ってね!」




豊 「もっ...もしかしてスカウトってやつかっ!?」




僕らにっ....スカウトっ!?




淳 「君たちにはすぐにでも事務所に来てもらいたい!もちろんうちの事務所に入ったら作詞作曲にも協力するし、スタジオも借り放題。ライブも定期的に開催してあげるよ」




豊 「すごくいい話じゃねえか!!翔!やっぱり俺たちには才能があったんだよ!!」




翔 「うん.....」




豊 「どうしたんだよ!!なんでそんなテンション低いんだよ?」




歌広場さんの事務所は今波に乗っている有名な事務所だ




こんないい事務所からのスカウトなんてすごいことだ




でも....この事務所よりも小さな事務所のオーディションを受けてすべて落ちた僕らが....




こんないい事務所からスカウトなんて.....信じられない





自分たちの音楽が.....この事務所に合っているとも思えない




翔 「そのっ.....考えさせてもらえないでしょうか?」




淳 「........」




豊 「はぁ!?オマエ何言ってんだよ!!こんな有名な事務所、それに条件もいいなんて、断る理由なんてないだろ!?」




翔 「そうだけどっ.....」




淳 「わかりました。さすがに急すぎましたね?名刺に電話番号が書いてあるので返事はいつでも大丈夫ですよ。それじゃあ僕はこれで」




そう言って歌広場さんと先生は部屋から出て行った




豊 「まったく.....どうしたんだよ....お前らしくないぞ?」




翔 「ごめんね....僕もびっくりして.....とりあえず返事はもうちょっと後でもいいかな?」




豊 「まぁリーダーはお前なんだし....最終判断はお前に任せるよ」




翔 「ありがとう喜矢武さん」




もやもやしながらも、僕はそのまま家に帰った

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設定タグ:ホラー , V系 , 短編
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マリン(プロフ) - 身近なホラー、素敵ですね!良かったら是非”和製ホラー”さんたちも書いてください!続き楽しみにしてます、これからも応援します! (2020年5月20日 17時) (レス) id: e432837092 (このIDを非表示/違反報告)
いちごパフェ - とっても面白いです!作者様の無理のないように続きを楽しみにしています(*´艸`*) (2020年4月22日 22時) (レス) id: 9fc3c7a89b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:RIDERU | 作成日時:2019年12月19日 17時

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