**理想人形2 ページ24
A 「もしかしてまた私の約束を先延ばしにするつもりっ!?これで何回目よっ!!!」
眞弥 「お前との約束なんていつでもできるだろ....」
A 「っ...!!」
その時、聞きたくもない会話が聞こえてきた
女子1 「でもさ、あんまりうまくいってないみたいだよww」
女子2 「ホントだ.....だったら私いけるかな?」
准司 「あのさ、話し合いは俺たちで行くからさ、眞弥はAと....」
眞弥 「いや、いいよ。こいつとの約束なんてまたできるからさ」
そうやって....いつもいつも私のことを後回しにするっ.....
A 「もういいっ!!勝手に行けばいいじゃんっ!!!」
日和 「あ!Aちゃんっ!!」
私はそのまま体育館を出た
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〜帰り道〜
A 「眞弥なんか大っ嫌いっ......」
眞弥と私は中学生からの付き合い
勿論付き合い始めたのは中学生の時.....でも高校のとき、軽音部に入り人気が出てきてあまり私にかまってくれなくなった
デートの約束を断られたのももう何十回だ
A 「前まではもっと私にかまってくれたし.....優しかったのに...」
今は私よりもバンドを最優先....
だからといって眞弥と別れたいわけじゃない....眞弥のことはちゃんと好きだ....
A 「あーあ....昔みたいに眞弥が私にかまってくれればいいな....」
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?? 「そうかいそうかい.....だったらお前さんにぴったりなものをあげるよ」
A 「え.....」
気が付いたら、すぐ近くで路上販売みたいなことをしている人がいた
古いフードをかぶって顔が見えない、でも声的におばあさんだろう
A 「あの....さっき話....もしかして聞いてました....?」
?? 「もちろん....そしてお前さんにぴったりな商品もあるよ....」
そう言っておばあさんが机の下から取り出したのは......何も柄なければ顔も書いてない小さな人形を出した
A 「何それ.....」
?? 「これはお前さんの理想の恋人を作ることができる人形だよ。まず人形の背中に自分の恋人の名前を書く.....そしてこの人形の顔やおなか、腕などにどんな彼氏になってほしいか書くんだよ.....そしたらその恋人はその通りの恋人になっているさ」
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マリン(プロフ) - 身近なホラー、素敵ですね!良かったら是非”和製ホラー”さんたちも書いてください!続き楽しみにしてます、これからも応援します! (2020年5月20日 17時) (レス) id: e432837092 (このIDを非表示/違反報告)
いちごパフェ - とっても面白いです!作者様の無理のないように続きを楽しみにしています(*´艸`*) (2020年4月22日 22時) (レス) id: 9fc3c7a89b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RIDERU | 作成日時:2019年12月19日 17時