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**ピエロ12 ページ12

そう言ってピエロが私の頭を撫でた





マモ 「俺のモノになってほしいA....大切にする....大切に.....閉じ込めてやる.....」





A 「っ....!(ゾクッ」






このまま...ここにいてはだめだっ.....






マモ 「さぁ....この風船を受け取ってほしい.....そうすればみんなと同じように楽しい気持ちになれるよ.....」






そう言って赤い風船を差し出した






A 「っ.....!!(パシッ!!」






私は風船を持っている手をひっぱたいた





A 「そんなものいらないっ!!私はあなたのものにならないし、みんなを返してもらうっ!!」






そう、はっきりといった






マモ 「そうか....残念だよ.....」






子供 「アハハハハッ!!!」






ピエロがそう言うと、さっきまでステージを見ていた子供たちが私の周りに集まってきた






A 「いやっ....来ないでっ.....」






子供 「アハハハハハハッ!!」






子供たちがどんどん近づいてくる






楓も....Zも....






マモ 「さぁ.....おいで.....」






A 「いっ...いやぁああああああああああああああっ!!!」






私はその場から走って......テントから出た






後ろを振り返らずに......







____________________





〜家〜





母 「A!?いったいどうしたのっ!?」






A 「うっ.....ひぐっ....」







私は家に帰って、布団にもぐってずっと泣いていた






両親が心配していたけど、私はおびえるように布団にもぐっていた








______________________





〜一か月後〜





Zも楓もいなくなって、二人の両親や警察の人に事情を聞かれた






私は正直に話したけど、おびえていた私とありえない話しだったので、精神的にきていると判断された







そして学校はあまりにも子供の行方不明者が出てしまって休校になった






やっと学校が再開になった時には......クラスの半分がいなくなっていた






宏崇 「Aっ!!よかった.....無事だったんだな!!」






A 「宏崇.....」






宏崇はやつれている私をみて心配そうに話しかけた







A 「宏崇は.....サーカスには行ったの......?」





宏崇 「サーカス?兄妹の面倒を見てたから行ってないけど」

**ピエロ...END→←**ピエロ11



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設定タグ:ホラー , V系 , 短編
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マリン(プロフ) - 身近なホラー、素敵ですね!良かったら是非”和製ホラー”さんたちも書いてください!続き楽しみにしてます、これからも応援します! (2020年5月20日 17時) (レス) id: e432837092 (このIDを非表示/違反報告)
いちごパフェ - とっても面白いです!作者様の無理のないように続きを楽しみにしています(*´艸`*) (2020年4月22日 22時) (レス) id: 9fc3c7a89b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:RIDERU | 作成日時:2019年12月19日 17時

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