鬼〜３〜【レジレコ】

＊＊裏切り者として ページ6

けどなっ.....だからとっ言って....






一聖 「輩や......春や優たちは無関係だろっ.....！！」






メイ 「言ったでしょ？今度は僕がAの幸せを奪うって.....」






一聖 「っ......」





話しにならないっ......こいつにもう何言ってもダメだっ.....





一聖 「とにかくっ......俺は明日にはあいつらに真実を話す.....お前はもう終わりだっ！！」






そう言って部屋を出て行こうとしたとき......






メイ 「僕知ってるよ......一聖君.....Aのことが好きなんでしょ？」






一聖 「っ......！！」





メイ 「本来なら......一聖君は部屋を出たルール違反として殺さなくちゃいけないけど....特別に僕の仲間にしてあげるよ......





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裏切り者としてね.....」





一聖 「裏切りっ...者だとっ....！？」





メイ 「人狼ゲームにはほかに役職があるんだよ......そのうちの一つは裏切り者.....カウントは市民だけど人狼の味方になるの......」





一聖 「ふざけんなっ！！そんなのっ......」






メイ 「僕はA以外を全員殺すつもりだよ......つまり.....僕と一聖君でAを好きにできるわけだよ.....」






一聖 「..........」






メイ 「僕とAは兄妹だから.......結ばれることは絶対にない.......そうなれば誰がAと結ばれるのかな......？」






一聖 「っ.....！！」






不意に一聖の脳裏にはあの光景が.......






ハク 『俺と結婚してください.......』





A 『っ.....///』





あの光景.....





涙が出るほど.....悔しかった......






あいつよりもずっとAのそばにいたのにっ......あいつは俺を選ばなかった......






メイ 「ちなみに.....明日殺すのは........一樹君だよ」





一聖 「なっ......！？」






メイ 「まぁ.....じっくりと考えればいいよ.......」






一聖 「............」





一聖はとりあえず.......メイ君の部屋から出た







一樹 「メイ君.....一聖......」






その様子を......家族は部屋の外から見つめていた.......






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〜次の日〜





一聖 「っ.......」





結局一睡もできねぇっ.....

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