**好きだった ページ29
メイ 「それはあくまでも仮説だけど......このお屋敷ではいろんなものが具現化されるみたいだね......準ちゃんは鬼ごっこをしたいから鬼.....俺は人狼ゲームだから人狼.....そんな感じ」
A 「そっ....そうなんだ.....」
そうつぶやいた後、再び沈黙が始まったが
メイ 「そんな話より......もっとしなくちゃいけない話があるでしょ」
mag 「........メイ、前世での事件の首謀者はお前だ.....そして今回のこの鬼ごっこも.....引き金自体はお前なんだ.....」
メイ 「うん......そうだね.....」
mag 「何でっ.....何でこんなことになったんだよっ.....」
メイ 「........俺とAは兄妹だった.....」
A 「えっ!?」
私とメイさんが......兄妹っ!?
メイ 「前世の話だよ.......前世のAには話したけど.....今のAには話してない」
mag 「兄妹.....だったのか!?俺でもそんな話は知らない.....」
メイ 「当たり前でしょ.....話してなかったんだから.....」
私とメイ君が兄妹.....それと人狼ゲームは何の関係があるの?
メイ 「俺の家は貧乏だった.....食べていけるのもやっとなほど......でも俺はそれでもよかった......妹のAさえいてくれれば.....」
そう言ってメイ君は私を見つめた
メイ 「俺は......一人の女性としてAのことが好きだったんだ」
A 「.......!!」
メイ 「当然.......そんなことは許されるはずがない.......その後両親は俺を施設に預けたんだ.......両親はあまりの貧乏さに俺を2人も育てられないって言っていたけどね.....」
私とメイ君を引き離す為.....
メイ 「その後、俺は里親が見つかって、オレは施設から出たんだけど......ずっとAのことが心残りだった......いつかAに会えると信じて......」
mag 「..........」
メイ 「バンドを始めたのも......自分が有名になって、いつかAが俺に気づいてくれるように......そんな気持ちでやっていたとき......Aが俺の目の前に姿を見せたんだ」
A 「メイ君に気づいて......会いに来たってこと?」
メイ君は首を横に振った
メイ 「Aは.....単純に俺らの事務所のマネージャーに雇われただけだった」
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匿名希望 - 久しぶりに更新です。主人公助かるかなソ燹垢気鵑琉いことに。巻き込んだのに。 (2018年12月19日 23時) (携帯から) (レス) id: 30f53721df (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - ご無沙汰してます。更新、気長でいいんで待ってます。 (2018年9月22日 21時) (携帯から) (レス) id: 30f53721df (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - お久しぶりです。続き、楽しみです。 (2018年9月1日 22時) (携帯から) (レス) id: 30f53721df (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - 「鬼」part3続編移行おめでとうございます。メイさんが裏切ったのは!グ貔擦んかハクさんは主人公を助けることはできるのか! (2018年8月10日 21時) (携帯から) (レス) id: 30f53721df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RIDERU | 作成日時:2018年8月2日 21時