鬼〜３〜【レジレコ】

＊＊先代 ページ22

ハク 「最初に見たときはびっくりした......俺と瓜二つだった、まるで自分の写真を見ているようだった」





写真に写っている人は、ハクさんと同じ、ベースを持っていた





ベースやっていたのかな.....





ハク 「そしてもっと驚いたのは、写真と一緒に日記もおいてあったんだよ。今はこんな状況だから持ってこれなかったけど、内容は覚えている」






A 「日記.....」





ハク 「どうやら俺の先祖は......俺とまったく同じ名前で、同じ名前のバンド名でバンドをやっていたんだよ......」





A 「えっ....！？」





ハク 「こんな偶然はありえないと思っていたけどな.....それよりも、もっと衝撃なことが書かれていたんだ」





衝撃なこと......






ハク 「俺の先祖には心から愛している女性がいた、でもその女性は亡くなってしまったんだ......殺されたかもしれない」





A 「殺されたっ！？」





ハク 「その女性の名前は......A」






A 「っ....！？」






もしかしてっ......そのハクさんの大切な人って......





ハク 「たぶん.....君の生まれ変わる前のA.....」






私とハクさんは......愛し合っていた......？






ハク 「先代はAにプロポーズをした.....でも返事はすぐに帰ってこなかった.....なぜなら......」






A 「Aさんは.....人狼ゲームに巻き込まれたから.....」






ハク 「......そうだ」






Aさんとハクさんは.....巻き込まれていなかったら....結婚していたんだ......





ハク 「とある館.....まぁここだな、この館でAとメイ君以外の遺体が発見された」





A 「私とっ.....メイ君以外の遺体がっ.....」





やっぱり......私はここでは死んでいないのかっ.....





ハク 「先代はAとメイ君を探し続けた....警察と一緒に......でも見つけられなかった」





A 「っ......」






ハク 「でもそれから10年以上がたって......警察も操作が薄れていたとき.....Aとメイ君が見つかった」






A 「えっ......！？」





ハク 「遺体で.....だけど」






A 「っ......」




やっぱり......死んでいたんだ......






ハク 「Aとメイ君の遺体は......この館で見つかったんだよ」

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