命に代えても......【最終章】

＊＊新しい文字者 ページ41

(キンッ！！キンッ！！





何度も何度も......豊と翔は切りあった





豊 「っ......！！」






しかし、押されていたのは豊だった






(ボウッ！！






豊 「あつっ.....！！」






所々翔が豊に炎を放っているのだ






翔 「喜矢武さん、もう終わりだよ」






(ドンっ！！






豊 「っ.....！！」






翔は豊に蹴りを入れて、遠くに投げ捨て





翔 「さようなら......喜矢武さん」






俺に手をかざして、炎を放った





豊 「っ.....！」






ここで終わりなのかっ......？





俺はAを助けられないのか.....？






約束しただろっ.......Aのことは命に代えても守るってっ.....






ここでっ....






豊 「これで終われるかっ！！！」







(バッシャーンッ！！






翔 「っ......！？」






すると、急に俺の目の前に迫っていた炎が消えていた





翔 「なっ...何でっ！？」







(ボウッ！！！





再び炎を放ったらっ






豊 「っ......！！！」







(バッシャーンッ！！！






俺を守るように、どこからか水が現れた






雨も降ってないし、川だってない.....





何で水が.....？






翔 「まっ....まさかっ......！？」





豊 「......！」






自分の足元にある水たまりで、己の姿を見ていた






豊 「「水」.......？」






自分の頬に......水色で「水」と書いてあった






豊 「俺もっ......文字者になったのか......？」






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己龍SIDE





准司 「......！！これは！！」






日和 「今度はどうしたのっ！？」





准司 「メイ君の玉が文字者の能力がなくなって、透明になったんだけど.....今色がついたんだ」






准司は球を持って






准司 「水色......文字者が一人増えた.....」







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翔 「なんでっ.....喜矢武さんが文字者にっ！？」






豊 「そうか......」





豊は立ち上がった






豊 「Aを守りたいっている気持ちが......俺を文字者にしたんだな....」






翔 「っ.....！！そんなわけがっ！！喜矢武さんが文字者になろうと......僕には勝てないっ！！！」






(ボウッ！！





再び翔が、豊に炎を放った

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