サイコパス【DOG】

＊＊まどか ページ26

ミズキ 「そして中２の夏.......恵那は再び戻ってきた.....」






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〜中学時代〜



恵那 「あっ.....ミズキくん.....ミズキ君でしょ......？」




ミズキ 「恵那.....？」





俺らはお互い友達が少なかったから.......たまに会って話したりしていた






だが......恵那が「学校の王子」メイと付き合うようになってからは....





段々と話すことがなくなっていった.....





後から考えると.....メイと行動を共にするようになってから....





恵那は少しずつ元気をなくしているように見えた






周囲の人間は気づかなかったかもしれないが......俺はなんとなくそう感じていたんだ




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〜戻ります〜




ミズキ 「なのに俺は.....何もしてやれなかった....」





A 「.........」






ミズキ 「そして恵那は死んだ.......恵那の死から数日後.....このノートが俺の元に届いた.....」






恵那さんのノート......






ミズキ 「そこには事細かにメイの行状が示されていたが......その時点では俺にはにわかに信じがたい内容だった」






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〜中学時代〜





中学3年生になり、メイはあらたな『ドレイ』を見つけた.....





彼女の名は小林まどか





恵那の時と同じく.....表向きは仲がいい恋人同士にしか見えなかったが......







小林まどかにも恵那と同じような表情の変化が感じられた





恵那のノートの真意を確かめるため......俺は注意深く小林まどかとメイを監視した......





〜2か月後〜





父 「それは本当なのか？まどか」





まどか 「うん....私もう....メイ君のこと我慢できない.....」





小林まどかは両親に相談していた






父 「わかった.....明日パパとママが学校に行って先生に言うから.....今日はもう寝なさい」





ミズキ 「........」






翌日.....小林家は一家まるごと姿を消した.....






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〜戻ります〜





A 「っ......」





ミズキ 「恵那は.....告げ口によって両親に危害が及ぶ危険性を感じていた.......だからメイに別れを切り出す前に無関係な俺にこのノートを託したんだ」






そんなっ......

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