私を殺して........

＊＊閉じ込められる ページ9

(グイッ！！






先生が私の肩を掴んだ






A 「あっ......」







私の目の前には、行く道をふさがるようにガラスが貼ってあった








あと少しでぶつかるところだった......







mag 「破って出られる厚さじゃないな.......右の道も行き止まりだ」







先生はガラスをたたいて確かめている







そんな......せっかく奥まで進めたのに......








mag 「なぁA......







.







.






.







.








.









.







.




まるで俺ら２人で閉じ込められてるみたいだな......？」






A 「っ.....(ゾクッ」






mag先生.......？








mag 「.....あぁ、ごめん、こんな話より出る方法を考えよう」







mag先生.......今のはいったい......







mag 「大丈夫、怖がらなくていい......二人で過ごせば何かいいことが起るかもしれない。Aにも......俺にとってもいいことが.......」







A 「............」






やっぱり.......mag先生少しおかしいよ......







mag 「ほら、こっちの部屋にも行ってみるぞ」







そう言ってmag先生は私の腕を掴んで引っ張った







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〜ベットのある部屋〜






A 「ベッド......？なんだか病院の個室みたい」







それに.......今までの部屋はすごくきれいだったけど......この部屋は汚れている.......







まるで.......誰かが暴れたような.......







A 「........？何か書いてある？」






その時、壁に何かが書いてあった







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自分の望みを知っているか


欲望を知っているか



それが本望であるならば
抗う意味など無に等しい



なぜならば そんな意味すら
ここにいる君は持たないのだから
ただし望みには対価がいる
ルールは破らないように


ーーーーーーーーーーーーーーーーー




A 「この壁の文字......前のフロアにも......それにルールって？」






書いてある意味が......全然わからないよ......







mag 「ここにはきっとルールがあるんだ」






mag先生.....何か知っているの？







mag 「たとえばお前を襲ったやつはここまでは追いかけてこなかった、何かしらの決まりがあるんだな？」







そう言えば.......さっきの男の人はもう追いかけてこない

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