私を殺して........

＊＊誓う ページ37

眠花 「な に そ れ 、 そ ん な の な ん の も ん だ い も な い よ」





(ガンッ！！ガンッ！！






その時、背後の壁が大きく揺れた






一聖 「おい！聞こえるか！？そこにいるのか！？」






壁の向こうから聞こえるのは......あの人の声だった






A 「........！」






眠花 「. . . . . あ ぁ 、 め ざ わ り な の が き た」





もしかして......助けに来てくれたの.....？







眠花 「ね ぇ . . . . え ら び な よ ？ あ い つ に こ ろ さ れ る か 、 み ん ふ ぁ に こ ろ さ れ る か . . . . . .」





みんふぁ.....？この子.....眠花って言うの？






A 「.........」






私は眠花に向き直った







眠花 「だ い す き な A . . . . . き っ と す て き に ね む ら せ て あ げ る . . . . .」





A 「.......」







(ガンッ！！






再び背後で音がした







一聖 「テメェの美学って言うのもずいぶん雑だなおい！そいつをつまんねぇ顔のまま殺すってか？バカかお前！」







眠花 「あ ぁ う る さ い な 。 み ん ふ ぁ は い ま A と お は な し し て る ん だ よ」






一聖 「おいっ！聞こえるか！！」







一聖は壁をたたき続けている







一聖 「墓掘り野郎じゃねぇ！！テメェだよテメェ！！」






A 「.......私？」






一聖がいるであろう壁に顔を向けた





一聖 「そうだよ！！おい、テメェ勝手に殺されようなんざ思うんじゃねぇよ！！」






(ガン！！ガンッ！！







喋りながらも尚、一聖は壁を壊そうとしている







姿が見えなくてもわかる......この壁の向こうにあの人がいる......







一聖 「このビルにはお前を殺したい奴がたくさんいるんだよ！！」






(ガンッ！！







一聖 「でも絶対に俺がお前を殺してやる！！.






.






.






.







.








.








.








.







.







.


神に、誓ってなっ！！！」




A 「っ......！神.....様に....？」






一聖 「あぁそうだよ！！だから......」






(ガンッ！！ガンッ！！






一聖 「俺以外に殺されんじゃねーよっ！！！」

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