私を殺して........

＊＊小鳥 ページ4

小鳥 「ぴよっ！！」







小鳥はお菓子を見せた瞬間、穴から出てきたけど.......






A 「けがしてる......？片方の翼が血だらけだ......」






私は小鳥を優しく持ち上げて







A 「ほら、これ食べれる？」







小鳥 「ピヨピヨッ！」








A 「よかった.....全部食べてもいいんだよ？.......カワイイな」







小鳥はあげたお菓子を食べた








A 「食べただけじゃまだ飛べないよね？治してあげないと......」







私は小鳥の腕にハンカチのキレを巻いてあげた








A 「とりあえずこれで大丈夫.......でも心配だから連れて行くね？」







外に出たら......動物病院へ連れてって......そのあと逃がしてあげよう.......







でもその前に出口を探さないと........






そう思って再び歩き出したとき......








(ガタンッ.....ガタンッ......







A 「何.....？音が近い.....」






何かを引きずるような.......そんな音が聞こえた






小鳥 「ピヨピヨ！！」






A 「あっ！」






小鳥が私の手の上から逃げ出して、どこかへ走って逃げようとした









A 「ダメだよ逃げちゃっ......大丈夫、怖くないよ」







小鳥 「ぴよっ！！」






この子は......どうしてそんなに怖がってるの？






A 「怖くないよ、一緒にここから出よう？」







小鳥 「ピィ...」







A 「さぁ、早くこっちへ.....」







私は膝をついて、にっこり笑って手を差し出した








小鳥も安心したのか、ゆっくりと私の方へ歩みよってきた







.






.







.







.








.








.








.








.








.


(ザクッ....！！！！






A 「え........」







目の前の小鳥が真っ赤になった.......






何がっ......起ったの......？








？？ 「今お前は......満ちた顔をしやがったな」






目の前には.......大きな鎌を持った青年がいた......







青年 「でも今は絶望だ」






そう言って私の顔を覗き込んだ








青年 「今から３秒数えてやる。だからさぁ逃げてみろよっ！！」







逃げる....？






青年 「そして泣いて叫んで命乞いをしろ！もっと見せろ.......絶望の顔をっ！！」

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