私を殺して........

＊＊プレイカード ページ2

PC 『情報画面を開いています。データを記入します。質問にお答えください』







そんな声がパソコンから聞こえ、私は近づいた








PC 『あなたの名前は？』







A 「A.......」







PC 『年齢は？』







A 「１３.......」








PC 『なぜここにいるのですか？』






A 「病院に来ていて.......気が付いたらここに....」







PC 『なぜ.....？』







A 「.........」





PC 『なぜ？』







PCの質問は最初は個人に関することだったのに.......







急に繰り返すように聞いてきた







PC 『なぜ病院に.....？』







A 「.........」








私は少し下がって......







A 「......人が死ぬところ.......殺されるところを見たから......目の前で......」








そう......







A 「だからカウンセリングに連れてこられた.....」







PC 『今後どうしたいですか？』






それはもちろん.......







A 「ここから出たい.......お父さんとお母さんに会いたい......」







PC 『記入終了。プレイスタート用のカードキーを配布します』







そう言うと、隣の機械からカードが出てきた








A 「これを使えばここから出られるかな.......？」







確かさっきの柵の所にカードキーを入れるところがあったよね？








＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿





〜柵の前〜






(ジー






私はカードキーを入れた






A 「開いた.......」







柵の扉は空いて、エレベーターの前まで来た







A 「このエレベーター......上の階へのボタンしかない？」








ボタンは上印しかない







A 「おかしいっ......私がいたのはこんな地下じゃないっ.....」







いったいどうなってるの......？







(キーコーンカーコーンっ！！！







A 「っ.......！？」







その時、響き渡るような放送が鳴った







放送 『最下層の少女はいけにえとなりました。皆様各フロアにてご準備を』






え......？






放送 『ここから先はプレイエリア。ゲートが開かれます』







そう言ってエレベーターのドアが開いた







A 「今の放送.......何のこと.....？」

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