僕らの関係【金爆】

＊＊大丈夫 ページ10

翔 「..........」







男子１ 「おい、誰か先生呼んで来いよ」








男子２ 「いや、救急車の方が.......」








野次馬からそんな声が聞こえてくる.......







翔 「っ.......」









僕はやっと野次馬から抜け出した.......








その先にあったのは......









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翔 「豊っ......！！！！」









僕はその場に膝をついた........








目の前には.........頭から血を流している豊が倒れていた.......









先生 「どきなさいっ！！」








先生たちが野次馬をはけて駆け寄ってきた









先生１ 「今救急車が向かっているところですっ！！」








先生２ 「ひどい出血です........早くしないと彼はっ！！」








先生 「屋上から飛び降りたのかっ！？なんていうことだ........」









翔 「あっ........」









僕は.......呆然としながらその光景を見つめるしかなかった.......









A 「豊っ........」









＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿







〜病院〜








A 「...........」








翔 「..........」








僕たち２人は豊の病室で待っていた








A 「豊の両親は.......？」









翔 「仕事で忙しいみたいだよ.......」









A 「そっか......」









忙しくても........自分の息子が死にそうなのに来てくれないんだ........







昔から豊の親はそうだったよね........








豊はどんなに遅い時間まででも遊べたから........小さい頃はうらやましかったけど......









翔 「...........！！」









A 「っ.......(ガクガクッ」








Aの手は震えていた








そっか.......豊の事心配だよね......








(ギュッ.....








A 「......！！翔......？」









僕は震えているAの手を握った........









翔 「大丈夫.........豊ならきっと大丈夫だから.......」








僕じゃ頼りないかもしれないけど.......









A 「うん......ありがとう.......翔」








Aの震えは........少し収まったような気がした









(ガラッ







その時、豊がタンカで運ばれてやってきた

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