僕らの関係【金爆】

＊＊なんだろう ページ31

後１歩下がったら.......落ちてしまう.......






A 「豊お願いっ！！危ないから戻ってきてよっ！！」







豊 「.........」






豊は私をじっと見て......







豊 「A.......俺の女になれ」







A 「え......」







豊 「俺のものになってくれるなら......俺は戻るから」






A 「断ったら......？」







豊 「......






.





.






.







.








.








.







.






.




ここから飛び降りる」







A 「っ.....！？」






そんなっ......そんなのずるいよっ......







そんなの.......断れるわけないじゃんっ.......







豊 「A、俺と一緒に○○大学へ行こう？」







A 「やめてっ......」







豊 「なんなら一緒に住もうか？俺たちならこれから先もやっていけるはずだ」







A 「お願いだからっ.......もうやめてっ......」







豊 「翔だって、俺たちが結ばれることを望んでいるんだ」







A 「え........」







翔......が......？







豊 「俺だったら、安心してAを任せられるって」







A 「..........」







豊 「やっぱり俺とお前は結ばれる運命なんだよ」






豊の言葉が耳に入ってこない......







そっか.....翔も.....私たちが結ばれることを望んでいるんだ......






私には......興味がないんだ......






もう......どうでもいいや......何もかも......







豊 「おい......A聞いてんのか.....？」







A 「.....フフッ」






もう......泣いているのか笑っているのかわからない......








豊 「何笑ってんだよっ！！！こっちは真剣なんだよっ！！」






A 「.......！」






私は豊の足元の方......向こうの校舎から何やら光が見えた







あれは.....淳君？






鏡を持ってる.......？







その鏡を淳君は豊の方に向けた







A 「........ねぇ豊」






豊 「なんだよっ！！！」






A 「あれ......なんだろう......」






そう言って光の方を指差した






豊 「あ.....？」







そして豊は振り向いて......






豊 「うっ......！！！」






太陽の光が直に目にあたってまぶしそうに顔を隠したら.......






(ズルッ！！






豊 「うわぁああああああああっ！！」

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