**施設 ページ38
A 「ここって......?」
一聖 「保育園に見えるだろ?でも違うんだ.......ここにいる子供たちは......普通の子供じゃない......」
A 「っ!もしかして.......」
一聖 「みんな能力者なんだよ」
この子たちがっ......!?
部屋の中には10人くらいの子供たちが寝ている
見た目はやっぱり普通の子供たちだ.......
A 「どうして.......能力者の子供がここに......?」
一聖 「もしこいつらの正体が.......己龍たちに知られたら.......どうなると思う?」
A 「...........」
一聖 「今は両親と離れてここに暮らしているんだ。ちゃんと両親の許可は得ている」
A 「でも.......まだこんなに小さいのに両親と離れて暮らすなんて......」
お父さんとお母さんに会えないのは........今の私でもさみしい......
一聖 「.......己龍に連れていかれたら二度と両親に会うことはできない。実際に何人か能力者が己龍に攫われた......戻ってきた例はない」
A 「そんなっ......」
己龍たちは能力者を捕まえて何をしようとしてるの.......?
一聖 「確かに本来お前は政府に守られる対象だ。でも俺たちはお前をオサセンジャーに入れた」
A 「え......」
一聖 「お前に.......この子たちの未来を守ってもらいたかったんだ」
この子たちの......未来を......?
一聖 「今は......子供だからこの施設に保護してる。でも......大人になったら社会に出すんだ」
よかった.......この子たちちゃんと外に出してもらえるんだ
一聖 「このまま己龍たちとRと名乗るやつらが暴走すると......こいつらは二度と外に出してやることができないかもしれない.......」
一聖は寝ている子供たちを見つめた........
一聖 「お前の能力は、確かに貴重であいつらに狙われやすい。でも.......お前のその力でこの子供たち.......まだ俺らが保護しきれていない能力者を救うことができるかもしれない」
一聖は私に向き直った
一聖 「お願いだ......お前に危険な目に合わせるかもしれないが.......この子たちを守ってもほしいんだ」
この子たちを......守る.......
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匿名希望 - 主人公とキリちゃん、どうなるの! (2017年8月10日 22時) (携帯から) (レス) id: 30f53721df (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - 歩夢くん、どうしちゃったんだろうゼ膺邑も痛い悲しい過去までも思い出しちゃったみたい! (2017年8月1日 23時) (携帯から) (レス) id: 30f53721df (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - 続き待ってます。 (2017年7月29日 23時) (携帯から) (レス) id: 30f53721df (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - ようやく更新再開です。 (2017年7月8日 23時) (携帯から) (レス) id: 30f53721df (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - この先、どうなるか…。 (2017年5月17日 22時) (携帯から) (レス) id: 30f53721df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RIDERU | 作成日時:2016年10月28日 23時