新・君もオサセンジャーだ！！

＊＊動けない ページ13

准司 「あっ.....あれ......」







准司は前を指差した







眞弥 「あいつら........」








何......？何があったの.....？








眞弥 「おい、行くぞ」









日和 「え〜？アジトまでもうすぐだったのにっ！！」








そう言うと車内にいたメンバーは外に出た








私は耳を澄ませて外の様子をうかがった








九条 「何の用？九条さんたちはただドライブしてただけだけど？」









豊 「とぼけるなっ！！お前ら......大学の女子学生を誘拐しただろ！！」








参輝 「何のことだか.....」








淳 「君たちが大学でライブをして、そのスモークに睡眠薬を仕込んだ証拠はちゃんと整ってるんだよ？」








准司 「へぇ.....でもさ、その肝心な女子学生はいなくない？」








研二 「じゃあお前らの車の中を調べさせてもらう、自分たちが犯人じゃないんなら見せてもらっても構わないよな？」








眞弥 「...........」







少し沈黙があった後.....








翔 「君たちが誘拐したのは.....日下部 A。そしてこの前の事件でも君たちは彼女を誘拐しようとした........目的は何？」








九条 「それはね〜！！」








日和 「武ちゃん黙っててっ！！」








眞弥 「そんなことお前らには関係ない。俺たちの邪魔をするならば容赦しない」








何やら武器を構える音が聞こえた








もしかして......また戦うの......？









もし誰かけが人が出てきたらどうするのっ......！？









でも.......ここでじっとしてたら意味ないよね......









どうにかして......ここから出ないとっ.......








私はしばらくもがいてみた。すると......







A 「.........！！」








足が自由になった







どうやら足はガムテープで縛られていただけみたいだったから、何とかとることができた








そして、器用に足で周りにあるものを触ってみた








ダメだ......やっぱり足だけでは外には出られない......








ガンッ！！！








A 「っ.....！？」








その時、車が大きく揺れた








翔 「っ......！！」







参輝 「おいおい、車にツッコむなよ......」









翔 「やっぱり......この中に女子学生がいるのかっ！！」

＊＊痛い→←＊＊車

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