新・君もオサセンジャーだ！！

＊＊始まり ページ1

？？ 「......ちゃん....？」







A 「ん.......？」








？？ 「お姉ちゃんっ！！」








A 「うわっ！！どっ....どうしたの？」








美沙 「どうしたのじゃないでしょ？さっきからずっとぼ〜っとしてたよ？」









A 「え？そうだった？」









美沙 「も〜！！しっかりしてよお姉ちゃんっ！！」








私の名前は日下部A。大学生です









ちょうど今、入院中の妹のお見舞いに来ています









美沙 「そういえばお姉ちゃん、大学の方はどう？彼氏できた？」









A 「入学したばっかだよっ！？できるわけないでしょ！！」









美沙 「なんだ、つまいないの〜.....でもいいな.....学校に行けて.....」








A 「.........」









美沙は小さいころから病弱で.......ずっと入院している......








両親は幼い頃に交通事故で亡くしてしまった.......







だから......私が美沙を支えないと......








美沙 「あっ！そういえばね！！最近この人たちにはまってるの！！」








そう言って美沙は私に写真を見せてきた









A 「何？この人たち？」








何やら派手なメイクをした男性たちだった









美沙 「ヴィジュアル系バンドだよ！！最近はまっちゃってさ！！今度ライブ行ってみたいな！！」









A 「何言ってるの！！まだ外出何てダメだよ！！」









美沙 「ちぇ......でも退院できたら一緒に行こうね！！」









A 「うん、いいよ！そうしたら付き合ってあげる」








美沙 「わ〜い！！ありがとう！！」








美沙は明るいけど......時々暗くなる時がある......








それはお父さんとお母さんが死んだから......








さびしい思いをさせないように.....私がそばにいなくちゃ......









A 「じゃあ今日はもう帰るね？」









美沙 「えぇ〜！！もう帰っちゃうの！？」








A 「この後大学に行ってレポート書かないといけないから......ごめんね？今度ケーキ買ってきてあげるから！！」









美沙 「だったらいいや！じゃーね！！」








まったく.......美沙は本当に甘いものが好きなんだから......








私は美沙に手を振って病室を出た

＊＊テロ→

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