**信じたかった ページ15
A 「..........」
一樹 「返事を聞かせて......A」
私は.......
A 「ごめんなさい......やっぱり私にはみんなを置いて逃げるなんて......できない」
一樹 「.......そっか」
そう言うと一樹さんは立ち上がった
A 「あのっ!もしよかったら一樹さんだけでも外に出て......助けを呼んでもらいたい.....」
一樹 「.......そうするよ」
そう言って一樹さんは部屋から出て行った
A 「..........」
一樹さん......なんだか悲しそうだった......?
でも.....それでも私はみんなを置いていけないよ......
____________________
〜夜〜
この日も結局誰も追放をしなかった
夜一樹さんはまだいたけど......これから外に出るのかな.....?
もし一樹さんがこのまま逃げてしまったら.....?
いや......一樹さんを信じよう
___________________
一樹side
〜夜の12時〜
一樹 「..........」
僕は扉に背を向けるように立っていた
ガチャっ.....
そして部屋のドアが開いた
今は夜の12時、みんなはクロロホルムを吸わされて眠っているはず、でもそんな中で俺の部屋に来れるのは......人狼だけ
一樹 「待っていたよ.....」
人狼 「.......何で起きてんの?」
一樹 「わかったんだよ、クロロホルムがどこから入ってくるか」
まさかあんなところから出て来るなんて......考えたよね?全然気が付かなかった
一樹 「やっぱり......君が人狼だったんだね?」
人狼 「...........」
一樹 「わかっていたよ......君が今日僕を殺しに来ることを.....」
人狼 「じゃあなんで言わなかった?追放の時間に言えば、人狼の正体はみんなにばれたのに」
一樹 「.......まだ信じたかったんだよ.....君のこと.....」
大切な仲間だから......今まで一緒に頑張ってきた仲だったから......
人狼 「......じゃあなんで自分が殺されるって.....わかった?」
一樹 「実はね.......昨日の夜見ていたんだよ......ミズキが殺されるところを.....」
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匿名希望 - 初コメです。part2これで終了。 (2016年10月24日 23時) (携帯から) (レス) id: 30f53721df (このIDを非表示/違反報告)
りんね - 続きが気になってドキドキしちゃいます(^0_0^)フーフー (2016年10月17日 20時) (レス) id: 895b52b571 (このIDを非表示/違反報告)
サト(。ω゜)プォー(プロフ) - めっちゃいいです!展開にドキドキします! (2016年10月16日 23時) (レス) id: f592ebc307 (このIDを非表示/違反報告)
サト(プロフ) - 一聖君の元気な姿が早くみたいです!!また、その時に見に来ますね。応援してます。 (2016年7月15日 20時) (レス) id: f592ebc307 (このIDを非表示/違反報告)
蒼藍 - 一聖くんが元気になったその時にまた見に来ます。楽しみにしてます。 (2016年5月22日 15時) (レス) id: 218a9fe9b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RIDERU | 作成日時:2016年2月28日 17時