私は........ソロモンの妹！？３【魔界王子】

＊＊消えちゃいやだ ページ22

ジル 「焼きがまわったの.....ダンタリオンっ！！！」








エリサ 「っ.......」







怖いっ......どうなってしまうんでしょうか.....っ








ジル 「邪魔をするって言うなら.....相手が貴方だろうとっ！！！」








ダン 「.......消滅したいのか？」








ジル 「っ......！？」







ダン 「そんなことは......お前の主人もシトリーも望んじゃいない」







ダンタリオン......







ジル 「何それっ.......大きなお世話よっ！！！」








エリサ 「私は嫌ですっ！！！」








ジル 「っ.....！？」








ケヴィン 「お嬢様.......」








私はとっさに声を出してしまった








エリサ 「わっ...私はジルさんが消えたら悲しいですっ！！」








ジル 「バカなっ.......」









エリサ 「普段は何を考えているかわからないので.......怖いと思うときはありますが......時に笑わせてくれたり....シトリーも悲しむはずです！！だからっ.....」







だから......







エリサ 「消えないでくださいジルさんっ！！！」








ジル 「っ.....子猫ちゃんっ.....」








(グイッ






ダンタリオンはジルさんの腕を掴んだ









ダン 「......今は退け」







ジル 「っ.......！！」






(バッ！！






ジルさんはダンタリオンの手を振り払った








ジル 「もういいわ.......あなたたちの言うとおり今日は帰ってあげる」








そう言うとジルさんは消えてしまった









ダン 「大丈夫かエリサ.......」








エリサ 「はっ...はい......」









ダン 「あまり無理をするな.......怪我でもしたらどうするんだ」









エリサ 「ごめんなっ.....(クラッ..」









なんだかめまいがして、突然私は意識を失ってしまった.......








ダン 「エリサっ.......！！」






倒れかけたエリサをダンタリオンが支えた








ラグエル 「..........」








ラグエルがエリサに何やら呪文をかけていた








ケヴィン 「ラグエルっ！！何をしたのです！！」








ラグエル 「今起った出来事を、彼女の記憶から消しただけです。目を覚ましたら忘れているはずです」







ダン 「...........」








ラグエル 「大丈夫です、危害はないですから」

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