**また ページ13
〜数日後〜
コンコンッ!!
ウイリアム 「ケヴィン!いるか?」
ガチャっ
ドアを開けてみたら、ケヴィンはいなかった
エリサ 「いないみたいですね......?出直しますか?」
ウイリアム 「そうだな........ん?」
その時、お兄様が何か見つけたようだ
ウイリアム 「これは確か......」
お兄様はケヴィンの机の上に置いてある箱を開けた
ウイリアム 「父上が大事にしていた指輪?」
エリサ 「どうしてこんなところに......?」
コツコツ.....
その時、足音がした
お兄様は慌てて指輪を隠した
ケヴィン 「ん.....?坊ちゃんとお嬢様?」
ウイリアム 「あっ.....あぁ!!ケヴィン!!ちょうどよかったよ!!」
ケヴィン 「ん?なんです?」
ウイリアム 「いや......授業料のことで......」
ケヴィン 「お金はないです」
ウイリアム 「って返事早すぎるって!!!」
ケヴィン......そんなに速攻で答えなくても.....(-_-;)
ケヴィン 「いや〜先週だったらまだ何とかあったんですが、週末倍にしようと思ったらすってんてんに」
ウイリアム 「お前......」
ケヴィン......また賭けを.....
ケヴィン 「そうだ!!とりあえずお茶でもどうです?」
ウイリアム 「はぁ〜、まったく......」
お兄様はこっそり箱をケヴィンの机の上に置いた
エリサ 「いつからこんな風になったんでしょうね?」
ウイリアム 「昔はもっと、まともだと思ったんだが......」
エリサ 「そうですね.....礼儀正しくて......親切で.....」
________________
〜幼い頃〜
男 「あんなひどい事故だったのに.....あの子たちだけけがひとつなかったそうだな......?」
女 「見て!泣きもしない......」
周りはそう言っている.....でも.....
泣かなかったんじゃない......泣けなかったんです.....
あまりにも......突然だったんで......
私とお兄様はただ.....お墓の前に立ち尽くすしかなかった......
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マキ(プロフ) - コメント失礼します。ミカエルendを読んでみたいです。 (2020年1月4日 22時) (レス) id: 6286fabc52 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ(プロフ) - 更新ありがとうございます!いつも楽しみにしています! (2019年10月15日 23時) (レス) id: fabc244bf5 (このIDを非表示/違反報告)
Tetsu Himokura(プロフ) - 更新ありがとうございます(^^)楽しみに待ってました ! (2019年9月11日 20時) (レス) id: 2af0ed23ae (このIDを非表示/違反報告)
Stella(プロフ) - この作品とても面白くて好きです!!大変かもしれませんが更新頑張ってください!!楽しみに待ってます (2018年10月21日 22時) (レス) id: 7eeb758daa (このIDを非表示/違反報告)
みーやん(プロフ) - 更新待ってます(^。^) (2018年8月4日 12時) (レス) id: b9d6e1c573 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RIDERU | 作成日時:2016年1月26日 21時