君と見る海【金爆】

＊＊決心 ページ34

豊 「A！！早く！！」



　 バンッ









ヨウ 「A姫！？そこで何をしてるの！？」








とうとうヨウさんが部屋に入ってきた








A 「私.....やっぱりサム様と結婚できません！！！」








　 バッ！！！








ヨウ 「A姫！？」



　 私はそのまま窓から飛び降りた



金爆 「「「「A！！！」」」」








私は怖くて目をつぶった。でも.....彼らが必ず受け止めてくれる.....








そう信じて、私はだんだん落ちていく








　 バサッ！！！








そして目を開けると.......彼らが私を受け止めてくれた








翔 「無事でよかった......」








翔さんはそうつぶやき、私を抱きしめた








淳 「コワかったよね？でももう大丈夫だよ」








淳さんは私の頭を優しくなでた








研二 「本当に何もされてないか？」








研二さんは本当に珍しく、真剣な瞳で私を見た








豊 「もう....俺たちから離れんじゃねーぞ」








豊さんも後ろから私を抱きしめた








A 「ご....ごめんなさい....迷惑ばかりかけて....」







助けに来てくれた......それが何よりもうれしかった








ヨウ 「あんたたち.....やってくれたわね」









A 「.......！！」








上を見たらさっきまで私がいた部屋の窓からヨウさんが見ていた








淳 「早く逃げよう！！もうこの島にはいられない！！今すぐ僕らの船でここから出ていこうよ！！」








ヨウ 「そうはさせないわ！！」








　 ザッ！！！








金爆 「「「「......！？」」」」








いつの間にか、私たちの周りに兵士が取り囲んだ








研二 「まずいな....この人数じゃ勝てるは勝てるけど....時間がかかる」








翔 「その間に、また仲間を呼ばれたら、さらに厄介なことになる」








A 「そんな....」








こんなところで皆さんの足手まといになりたくない....






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？？ 「まったく...もっと先のことを考えて行動しろよ」








その時、路地裏の方から聞き覚えがある声が聞こえた

＊＊助け舟→←＊＊受け止める

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