愛され女と嫌われ女 ページ5
〜A視点〜
「羽織を切ったのか……A」
違う…気づいて……義勇！！
「あら、冨岡さんの羽織が………」
蝶々の簪の女の子の来た……
どうしよう……怖いよ……義勇…気づいてよ…お願い
「事故とかじゃないのか……A」
「……………………」
「何とか言ってくれ………お願いだ………」
「これ！先輩が切りまし〜た♡」
はぁ…？私が……切った………
「秘密にしろって言われたのに…すみません！」
そんな……事………言ってないよ………………
「A………………」
「あら、Aさんがやったんですね……」
違うよ…
「謝ってくださ〜い!!」
貴方がやったんでしょう…奈緒ちゃん……
「謝ることも出来ないのか……」
え、ぎ……………義勇………？
「ごめんなさいも言えないのか……」
私は………やってないよ……………
「義勇さん♡行きましょう♡」
何で、手を繋いでるの……ねぇ、義勇ってば…!
ｷﾞｭ(抱き締める音)
「かわいそ〜う…泣いてもいいんですよ〜♡」
私……義勇を抱き締めたことない…………
まだ……小さい頃も抱き締めたりしてない……
「行きましょう…二人とも……」
まだ………柱の誰からも…背中を擦られたことない
ずるいよ……奈緒ちゃん………
私だって……皆からされたいよ……
〜義勇視点〜
「あぁ？義勇の羽織をAが切っただとぉ？」
「それは本当なのか？オイ……冨岡…聞いているのか？」
俺だって信じたくない……
アイツが俺の物を切ったりするなんて……
A……この羽織は俺の宝物と言ったよな…
なぁ……A………
「俺は……アイツが切っている所を見てない…」
「あぁ？じゃあ、何で、アイツが犯人なんだぉ」
「奈緒が………見たと……言っていた……」
「は〜い♡見ましたよぉ♡」
アイツには証拠がない…だが…奈緒には証拠がある
だから…俺は奈緒を信じる義務がある
〜A視点〜
私の目からは雫が出てきた……
私は雫を拭いて……無理やりでも笑みを見せようとした……
「なに泣いてるの？悲しいことでもあったの」
誰かに話しかけられた………
「無一朗くん………？」
「無理やり、笑いすぎ…泣きたい時は泣いてもいいんじゃないの」
………無一朗くんの言う通りかもしれない………
無理やりでも笑ったってなに？
未来は変わらないでしょう……
「ありがとう…無一朗くん……」
私は自分の屋敷に行って…義勇さんの羽織を縫い始めた
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Nami - 早く柱と仲直りさせてあげてほしいです😐 (8月20日 21時) (
レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
焼きマシュマロ - さなちんさん！コメントありがとうございます！これからも頑張りますので気軽に作品を読んでみてください (2020年9月23日 16時) (レス) id: e889d81b31 (このIDを非表示/違反報告)
さなちん - 面白そうですね！悪女ちゃんいかにも悪女みたい（笑）更新頑張ってください！ (2020年9月23日 16時) (レス) id: e889d81b31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：焼きマシュマロ | 作成日時：2020年9月22日 20時
