命令6 ページ39
「ただいま〜」
家に帰る。あの後は驚くほど何もなかった。もう本当に。
転校生の事もあの事件のインパクトのせいで暗かった。
恐らく、鈴音ちゃんは今日中に死ぬ。命令を見れないから。
未来ちゃんは何とかしてみると言っていたが、神崎姉妹の両親は彼女がそう言って、はいそうですかというような馬鹿ではないだろう。
このゲームについてはもう考えないことにした。考えるだけ馬鹿らしいから。
今日あったことは他人事じゃ無いかもしれない。
少なくとも私はあれを正論だと思ったのだから。
もう一つ。あの後騒いでしまったので、あと少なくとも六人の死者が出る。
のどが渇いた。
私は、台所に行って麦茶を冷蔵庫から取り出そうとする。
冷蔵庫には見慣れないメモが貼ってあった。
ーーーーーー
緊急の保護者会があるので夜まで帰りません。
母より
ーーーーーー
私はこの事件の事だろうと意見を立てる。
という事は夕飯は一人か……
♪〜♪〜
その時メールが鳴った。
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黒瀬莉璃(プロフ) - 頑張ってくださーい (2017年6月4日 7時) (レス) id: 705c98e51a (このIDを非表示/違反報告)
おしるこメロンソーダ(プロフ) - 最新待機 (2017年5月10日 19時) (レス) id: 66eeaf918f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:天夜梨夢、葉月小夜、小野田みみ x他1人 | 作者ホームページ:なし
作成日時:2017年5月10日 3時