命令4 ページ22
「おはよう……」
朝、クラスに入ると予想通り、真っ暗闇の中に足を踏み入れたようで。
「……は……う」
皆、それぞれ重い顔をしてる。それに挨拶も元気がない。
「席、座ろ」
あと10秒位で鐘がなる。
キーンコーンカーンコーンカーンコーンキーンコーン
「点呼をとる」
先生もこんな空気の中明るく言うことが出来ないのか、ぼそっと呟く。
「水無瀬月」
……沈黙。
「休みか?」
♪〜♪〜
宛先:雨宮沙菜、有栖川天…
件名:
差出人:水無瀬月
ーーーーーーーーーーーー
しn
「これって……」
「だよね……」
「王様殺すの早いよ……」
ということは早く海君の携帯を未来ちゃんが壊さなきゃならないってこと……。
「海くん!ごめん!」
「いいよ、大丈夫。殺される訳じゃない」
未来ちゃんは、静かに海君の差し出した携帯を真っ二つに折った。
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黒瀬莉璃(プロフ) - 頑張ってくださーい (2017年6月4日 7時) (レス) id: 705c98e51a (このIDを非表示/違反報告)
おしるこメロンソーダ(プロフ) - 最新待機 (2017年5月10日 19時) (レス) id: 66eeaf918f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:天夜梨夢、葉月小夜、小野田みみ x他1人 | 作者ホームページ:なし
作成日時:2017年5月10日 3時